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Coors Advertising Beer Tray

今日から気分を変えてブログのテンプレートを変えてみました。オッさん的にはゴチャゴチャしてなくて良いかなと思っております。



さて、今日ご紹介するのはウエスト・ラスベガスのChaleston Antique Mallで購入した最後の品。CoorsのAdvertising Beer Trayです。







装飾用として買った訳ではなく、映画を観るときに食べ物とか乗せてリビングに持ってくる時に使うつもりなのです。家ではお酒をあまり飲みませんので乗せるのはコーラとスナックっすかね?



側面と裏面には錆が出ていますがビンテージ感があって良いではないですか。







Coors側がCoorsを置いているBarに広告用に提供しているTrayと思われ、錆も現役だった証ですね。Barの人が貼ったと思われる"HAPPINESS IS A WARM PUSSY"というステッカーも良い味を出しています。







Happiness is a Warm Pussyという言葉はピーナッツ、つまりスヌーピーの絵本で有名です。この場合は「幸せはぬくもりのある子犬ちゃんにある」という意味ですね。







その絵本の題名をモジって、ビートルズがHappiness is a Warm Gunという曲をリリースしています。この場合「幸せはぬくもりの残る銃にある」という意味深なことになり、社会風刺とも思わせますが、歌詞の流れから言ってGunはスラングで男性的な事も意味しています。なんせレノンさんがヨーコさんとラブラブでラリラリな頃の作品ですから。



このステッカーはもちろん「幸せはぬくもりのある子猫ちゃんにある」ですが、イラストとBarのTrayに貼ってある事から「子猫ちゃん」以外の意味も示唆するということになるでしょう。まぁワザワザ解説する事もありませんけどね。こうゆう事を知って無いと変なTシャツ着ちゃったりして恥ずかしいじゃないですか・・・。



Beer Trayというのは1890年代から始まったAdvertising物の王道で、1890年代から1970年くらいまでのビンテージ品でコンディションが良いとかなり高額となることもあるコレクション・アイテムです。まぁこのCoorsさんは1980年以降の物でしょうし、大量に現存していますからお安いですけどね。



今日は映画を2本。まずは朝、妻が寝ている間にオッさん一人で観た"My Week with Marilyn"。2011年の英国作品で邦題は「マリリン 7日間の恋」。直訳すれば「マリリンと過ごした1週間」なのですが、少しネタバレさせたかったんでしょうね。84回アカデミーでミシェル・ウィリアムズが主演女優賞に、ケネス・ブラナーが助演男優賞にノミネートされました。二人の演技も良かったですが、オッさん的にはレ・ミゼラブルでマリウスを演じたエディ・レッドメイン君が清清しくて良かったですねぇ。作品としても好きですなタイプです。





二本目は妻と"House at the End of the Street"。2012年の米国映画で、若きオスカー女優、ジェニファー・ローレンスが主演のサスペンス物。邦題は「ボディ・ハント」ですが、これはオッさんは全く納得できません。なぜ納得できないかを書くとネタバレになっちゃうのでやめておきましょう。お母さん役のエリザベス・シューさんはバック・トゥー・ザ・フューチャーの2作目、3作目でマーティンの彼女役だった方だとか。月日の流れを感じますねぇ。俳優陣も良いですが脚本とテンポがいいです。どう良いのかを書くとネタバレになっちゃうのでこれも書けませんが…。オッさんは3回ほど声を上げてしまいました。




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AVIS Footed Milk Glass Tall Mug

ウエスト・ラスベガスのCharleston Antique Mallでの購入品に話を戻します。ここではTOYSではない物も購入しました。今日ご紹介するのはAVISのアドバタイジング・ミルク・グラスです。







先に言っておきますが、Fire KingやFederalなどのメジャー・ブランドのビンテージ品ではありません。Back Stampと言われる裏面の刻印もありません。そもそも格安でしたから。



はてさて、いつの年代の物なのでしょうか?Back Stampも無いのではっきりしませんが、けっこう最近の物ではないかとオッさんは推測しています。まずはAVISのロゴの変遷を調べてみました。このロゴが使われていたのは1981年から2011年までの30年間ということが明らかになりましたね。


1946年~1981年



1981年~2012年



2012年~現在





1980年代以降の物、つまり、Anchor Hocking社のFire-Kingが製造を止めたのが1976年以前のビンテージ・アイテムとは明らかに年代が違うということになるわけです。ちなみにFire Kingの専門店サイトで見るとAVIS柄のものは1万~2万円もするんですよ・・・・。アドバタイジング物は好きですが、ビンテージ・ミルク・グラスには手を出さない、出せない事を再認識しました。



この一風変わったマグ・カップの形は”Footed Mug”とか”Footed Tall Mug”とか言われる形状で、用途的にはコーヒーにスコッチ・ウィスキーを入れたカクテル「アイリッシュ・コーヒー」を飲むための物のようです。ネットでこの形のMilk Glassを検索すると、様々なアドバタイジング品が格安で出てきます。多分、大量生産品に企業ロゴをプリントする業者さんがいるのでしょうね。多いのはアイリッシュ関係とか酒屋関係のものです。



AVISの社名はAvis Rent A Car System, LLC.。1946年にWarren Avis氏によって総業されました。AVISって人の名前から来てる社名なんですね。デトロイトのWillow Run Airportでレンタカー・ビジネスを始めたのですが、現在では当たり前の「空港とレンタカー」というビジネス・モデルを創出したのがAVISなんだそうです。



ただちに米国内や欧州、カナダ、メキシコと事業拡大を図りますが、創業8年後の1954年にエイビス氏は会社をボストンの金融屋さんに売っちゃいます。すごいスピード感というのもありますが、創業費用が8万5千ドルだったのに対し、会社を売った額が800万ドル。8年間で約10倍です。



その後、会社の所有権は転々としますが、その数が半端じゃありません。ひどい時期は1年毎にオーナーが変わるという時もあったようです。でもオーナーは変わっても事業はどんどん拡大され、会社の価値もどんどん上がっていきました。



1989年からオーナーになったのはGM。まぁ1996年には売っちゃうんですけどね。1996年からのオーナーはAvis Budget Group, Inc.。AVISとBUDGETはグループ企業だったんですねぇ。





ビンテージではない格安のミルク・グラス。オッさんらしいジャンクなコレクションですね。また見つけたら買っちゃうと思います。

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Bic Boy Pen holder

今日は我が家で異色の存在、Bic Ballpoint PenのBic Boyさんです。







Bicのキャラクターとして世界的に有名なBic Boyさんですが、このようなプロダクトは珍しいんじゃないでしょうか?米国のどこかで見つけて連れて帰ってきたのですが、いつだったか、どこだったか・・・・記憶にございません。



一応、ボールペン・ホルダーのようで、ボールペンは取り外しができます。いちいち外すのが面倒くさいので実用的ではないですけどね。この他にボールペンを持っていないBic Boyさんの存在も確認されています。







Bic社は1945年創業のフランスの会社です。正式名称はSociete Bicと言うんだそうです。Marcel Bichさんという方が創業者で、当初はシャーペンや万年筆の部品を作っていました。



1950年にBICのぶらんどでボールペンを発売して大当たり。世界中に広まっていきます。現在はボールペンの他に100円ライターやスポーツ用品も作ってます。



このBic Boyさん、オッさんはキュートで良いと思っているのですが、妻は気に入らないらしく、人気がありません。なんででしょうねぇ?



ところで、先週の日曜日、良いお天気だし暇だったので素敵なブランチと洒落込みました。ハワイで買ってきたLILIKOI PASSION FRUIT フレーバーのパンケーキミックスで、パンケーキを作ってみよう大作戦。







このような場合、料理係を拝命するのは決まってオッさんです。



このパンケーキミックスは水を足すだけでできるので、オッさんでも簡単にできますけどね。それでは「オッさんクッキング」をご覧ください。



まずはパンケーキミックスを袋からあけます。








そして水を加え、ダマにならないようにかき混ぜます。







そして中火のフライパンで焼きます。片面1分から2分くらいですかね。







表面にクレーターみたいなのが出てきたらひっくり返します。妻はどうやらこの「ひっくり返し」が苦手なようで、「ひっくり返しモノ」の場合はオッさんが料理係を拝命するというパターンです。







トッピングはこれまたハワイで買ってきたRARE HAWAIIANの蜂蜜。在庫が4個くらいありますから贅沢に使っちゃうわけです。







通常、パンケーキはオッさんが焼くことが多いのですが、妻はオッさんの作ったパンケーキにおたふくソースと青海苔をかけるという暴挙に出ます。



普通、パンケーキと言ったら蜂蜜とかメイプルシロップとかジャムとか生クリームですよね?しかし、妻の手にかかってしまうとお好み焼き状態になってしまいます。



なんなんですかね?美味しいと言って食べてくれますが、オッさんとしてはビミョーですわ。



さすがにLILIKOIのパンケーキの時はちゃんと蜂蜜かけてましたけどね。



このパンケーキ、香りがとてもよく、味も美味しいし、作るのも簡単だから、次回もハワイに行ったら買って帰ってくることにしましょう。



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Esso Oil Drop Man

日本ではエッソ・ボーイとかドロップ・ポーイと呼ばれていますが、米国ではEsso Oil Drop Manと呼ばれているESSOのアドバタイジング・キャラクターです。








第二次世界大戦中にESSOのデンマーク現地法人が戦時中の石油製品の大切さをアピール。その説明に用いたのが、このキャラクターで、その後、欧州全体でのキャンペーンに使用されるようになりました。



米国に上陸したのは1958年。"Happy"という名前でデビューし、"Happy Morning"というスローガンとともにキャンペーンを展開しました。様々な広告物に登場しましたが、彼をメジャーにしたのがESSOのガソリンスタンドで配られていたロードマップだったそうです。



エッソ・ボーイ、ドロップ・ボーイ、オイル・ドロップ・マン、ハッピー・・・・いったい、いくつの名前を持ってるんでしょうね。ちなみに彼女の正式な名前は無いようですが、日本ではエッソ・ガールとかドロップ・ガールとか呼ばれてますね。



今日、彼に登場していただいた理由は、オッさんと妻で観た1969年のアメリカン・ニューシネマの代表作"Easy Rider"にENCOブランドのGas Stationが出てきたからです。







劇中のシーンはこちら。壁にSacred Mountainと書かれています。ロケ地はオッさんと妻も訪れたことのあるフラッグスタッフ近郊の89号線なんだそうです。







ENCOブランドはStandard Oil of Newjerseyの子会社であったHumble Oilという石油会社のリテール・ブランド。







Standard Oil of Ner Jerseyという会社はESSOブランドでリテールを展開していましたが、米国独占禁止法の関係で、Standard Oil分割時のテレトリー以外ではESSOブランドを使えませんでしたので、その他の地域では様々なブランドを使用していました。



まぁ、法的には問題ないんでしょうが、ENCOマークはESSOのオーバル・マークそっくり。消費者は一目でESSO系なんだなってわかりますから、規制する意味もなかったんじゃないでしょうかね。



今日はシトシトと一日中雨が降って外出もできないので、オッさんは一人でシルヴェスター・スタローンさんの監督・脚本・主演作品"The Expendables"を観させていただきました。







友情出演っていうんですかね、ミッキー・ローク、ドルフ・ラングレン、ブルース・ウィルス、アーノルド・シュワルツネッガーさんらが出ており、一時期のハリウッド・アクション・スターが勢ぞろい。



まぁ、こうゆう映画は中身なんてどうでも良いのです。続編も撮ってあるから観なくちゃいけませんね。妻は絶対に一緒に観てくれない部類の映画です・・・・。


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PRIMO BEER CALENDAR

ハワイのビール”PRIMO”のアド・サインです。







KailuaのTHE HUNTERで見つけた一品。ちょっとコンディションが悪いですが、それも味があって良いのではないかと思い購入しました。



いつの年代の物かは不明ですが、おそらく小売店に配布されたアド・サイン型のカレンダーなんではないかと思います。



構造はいたってシンプル。年月日と曜日を手でグルグル回すっていうもので、長年使うような事を想定していたとは思えませんので、プロモーション用のプロダクトではないでしょうか?







ちょっと壁にかけてみましょうかね?なかなか良いじゃないですか!








Primoの歴史は古く、1897年か1898年にAlfred Hocking氏がHonolulu Brewing & Malting Companyをホノルルで起業。1901年にはPrimo Lagerのブランドを世に出します。



1920年から1933年の米国禁酒法時代には操業を停止していましたが、1933年再開。この時点では創業者ではなくHawaii Brewing Corporationの傘下となっています。



1963年にウィスコンシン州のミルォーキーを本拠地とするSchlitz Brewing CompanyがPrimoを買収し、1966年にはオアフ島のAieaに醸造所を新設するなど拡大路線を取りますが、その13年後にはその醸造所も閉鎖してしまいます。



親会社であったSchlitz Brewingは1982年にミシガン州デトロイトを本拠地とするStroh Brewery Companyというところに買収されます。Stroh BreweryはPRIMOの立て直しを図り、ボトルデザインを変えたり、マーケティングを展開したりと努力したようですが、1997年にPrimoの生産中止を決定。ハワイのビールとして親しまれたPRIMOが世から消えてなくなってしまいました・・・・。



捨てる神がいれば拾う神あり。1999年に旧Schlitz Brewingの資産をStroh Breweryから買収したイリノイ州シカゴのPabst Brewing Companyが、PRIMOの権利も買い取ります。そして2007年、Pabst BrewingはついにPRIMOの復活を決定したのです。



製造はカウアイ島のKeoki Brewing Companyが行い、昔ながらのハワイビールの特徴である砂糖キビを原料に加えるという製造方法を踏襲しているそうです。Keoki Brewingは2007年にHawaii Nui Brewing Companyというところに買収されていますが、PRIMOの生産は続けられています。



PRIMOブランド100年の歴史の中で、禁酒法時代の13年間および1997年~2007年の10年間の生産中止を乗り越えて現在に至っているということです。



いったい何社の社名を書いたことでしょうか・・・。しかしながら、TOYSと同じく、消費者に愛されているブランドというのは強いブランドですね。親会社がM&Aで買収・売却を繰り返し、社名がコロコロと変わっていっても、強いブランドというのは必ず継続されるものです。



もちろん、M&Aが悪いということではなく、親会社が変革することにより製造工程を見直したりコストダウンを図るわけで、そのブランドを永続的に販売して消費者の手に渡すためには必要なプロセスでしょう。



「会社は無くなるがブランドは残る」というのはブランドに価値があるから。その価値に投資するわけで、米国の合理的M&Aは価値のあるブランドを潰したりしないというわけです。日本の場合は「ブランド」と言いながら、買収した会社が勝ち名乗りのように相手方のブランドを敢えて消しちゃったりしますよね。もう少しブランドの価値を考えた方がいいと思いますよ。


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