こうゆう時は、ハワイ州政府のDepartment of business, Economic Development & Tourismというところで出しているThe State of Hawaii Data Bookという統計が役に立ちます。2011年度のMajor Landowners By Islandという資料から読み取ってみることとします。
この公用地の中にはDHHL(Department of Hawaiian Home Lands)の管理する193,706エーカーも含まれています。DHHLは1921年に制定されたHawaiian Homes Commission Actに基づき、ハワイアンの血を1/2以上持つ者に対し、99年間の家と土地のリースを行う部門です。Hawaiian HomelandとかHawaiian Homesteadなどと呼ばれる土地で、現在でも住宅開発などが進められています。
ハワイ全土は言わずと知れた米国ハワイ州。その歴史はカメハメハ大王がKingdom of Hawai’iつまり「ハワイ王国」を建国した1795年に遡ります。
ここに書いてあるUA MAU KE EA OKA ‘AINA I KA PONOというハワイ語の言葉は、現在のハワイ州の終章に至るまで、必ず国・州のモットーとして書かれているものです。英語訳は”The life of the land is perpetuated in rightenousness”となっており、直訳すると「この地での生活は正義により永続されるものである」ということですね。