2013/10/23 Category : MUSICIAN McFarlane Toys "KISS Peter Criss" 1997 McFarlane Toys社製のKISSアクション・フィギアの第3弾はドラムスのPeter Crissさんです。金爆のようなネコのメイクが特徴で、キャラクター設定は”THE CATMAN”。もちろん、こちらが本家本元です。1945年にニューヨークのブルックリンに生まれた元不良。13歳でバンド活動を開始し、16歳でバーで演奏して小銭稼ぎ、18歳にホテルと契約するプロミュージシャンとなるという早熟ぶりです。元不良とは伝えられますが、若いころからロック・ミュージシャンとしてお金を稼いでおり、学校もアート系へ進んでいますから、現代のラップ・スターの過去(ギャングだったり、ドラッグディーラーだったり・・・)の不良ぶりとまではいかなかったんじゃないかと思います。23歳の時にチェルシーというカントリー風のフォーク・ロックバンドに所属。ロック志向のPeterさんが長続きするはずありません。28歳のころにバンドを脱退、Gene SimonsさんとPaul Stanleyさんが新しいバンドを作ろうとメンバーを募集していた事を知り応募、見事合格。とりあえず3人でバンドを結成しました。これが後のKISSということになります。KISS結成時の年齢は28歳でGene Simonsさんより4つ上、Paul Stanleyさんより7つ上。KISSをリードしていく2人より年上でキャリアも長く、自分のやりたいスタイルも確立していたPeter Crissさんとしては微妙な心境だったんでしょうね。KISSは成功していきますが、結成5年後くらいからKISSの人間関係は破綻し始め、特にPeter CrissさんとGene Simonsさんの関係が最悪となったようです。やる気満々、KISSをもっと進化させたいGene SimonsさんとPaul Stanleyさんに対し、元不良のPeter Crissさんはドラッグやアルコールに溺れてやる気が無く、ついにはレコーディングにも支障をきたす状況で、アルバムの収録から外されちゃったりしたようです。結成7年目の1980年にKISSを脱退しています。脱退後はソロ活動に専念しますがヒット作には恵まれません。ただ、ソロ活動中にはGene Simonsさんに曲を提供したりしてるんですね。仲が良いんだか悪いんだか・・・?1995年にKISSがオリジナル・メンバー再結成されることになって復帰、でも2000年には再びバンド内の人間関係が悪化して脱退、でも懐かしくなったのか2003年に復帰しますが、翌2004年にまた脱退。仲がいいんだか悪いんだか・・・・。KISSとは関係ありませんが、SMAPファンの妻がセブン・イレブンで買ってきてくれというので、香取君のスイーツを先日、買って帰りました。これ、旨いっすね。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http:// PR
2013/10/22 Category : MUSICIAN McFarlane Toys "KISS Paul Stanley" 1997 KISS来日記念の第2弾、ボーカルのPaul Stanleyさんをご紹介しましょう。Gene SimonsさんとともにKISSを立ち上げたオリジナル・メンバー。言わずと知れたKISSの顔、中心メンバーです。胸毛もボウボウです。1952年生まれですから今年で61歳。ロックスター恐るべしですね。NYのマンハッタン生まれで、後にクィーンズに移り住んだんだそうです。Gene Simonsさんと同じくユダヤ系の家系。本名はStanley Harvey Eisenさん。バンド活動をしながらも商業デザイナーを志してアート・カレッジに進学するも1週間で退学。Gene Simonsさんが立ち上げたWicked Lesterに参加して、後のKISSを支える二人がプロを目指してスタートを切ります。Gene Simonsさん21歳、Paul Stanleyさんが18歳の頃の話です。KISSが結成は1973年。アルバム・デビューは1974年ですので、それまでの2~3年は試行錯誤の下積み時代。ただ、多彩な二人の将来の成功は約束されていたようなものでしょうね。商業デザイナーを志したこともあるということで、芸術的センスも持っておられます。個展を開くほどの実力で、個展では300万ドル(約3億円)を売り上げたとか。天は二物を与えるんですねぇ。KISSにおけるキャラクターはSTAR CHILD。「愛の戦士」ということで、人の心を読み、右目の星形メイクから光線を発します。Gene Simonsさんと「どちらが悪魔でどちらが愛の戦士か」でモメなかったのでしょうか?絶対に悪魔キャラの方が途中で疲れちゃいますよね。妻はロックとかKISSとか絶対に好きそうではないのですが、チケットが余ってしまったとかで、妻の友人とKISSのコンサートに出かけていった事がありました。オッさんも行ったことないのに・・・・。KISSの事を知らない妻は、どうやら行くまでローリング・ストーンズと勘違いしていたようで、コンサート会場でお土産に「TongueロゴのTシャツでも買って帰ろう」などと思って赴いたそうです。ふざけてますよね。もし、TongueのTシャツを持っていて、勘違いしてKISSのコンサートに着ていったら、KISSの熱烈なファンであるKISS ARMYと呼ばれる方々にボコボコにされていたかもしれません。無知とは恐ろしいものです。さて、KISSとは関係ありませんが、今日、録画しておいた"Conviction"を妻と観ました。「有罪判決」という意味のはずですが、邦題は何故か「ディア・ブラザー」。兄妹の強い絆を強調したかったんでしょうが、原作に忠実でも良かったんじゃないですかね。2010年の米国作品で、実話を基にした作品で主演はアカデミー女優のヒラリー・スワンク。残念ながら日本では劇場未公開でビデオスルーとなっています。ネタバレになるので書きませんが、どうしてもクソ警官だけは許せませんし、クソ警官が時効で罪に問われないのも納得できませんから後味があまりよくないですね。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://
2013/10/21 Category : MUSICIAN McFarlane Toys "KISS Gene Simons" 1997 KISSが結成40周年を記念してワールド・ツアーを開催し、日本公演も始まりましたね。オッさんはKISS ARMYではないのですが、何故だか我が家にKISSの面々がいらっしゃるので紹介いたしましょう。最初の登場はベースのGene Simonsさん。KISSのオリジナルメンバーで中心的存在です。1997年のMcFarlane Toys社製。Made in Chinaですが、かなりディテールを細かく出してて感動します。KISSというと独特のメイクに火を吹くパフォーマンスが印象的ですが、火を吹くのはGene Simonsさんだけで、他のメンバーはやらないんだそうです。ハチャメチャなようですが全て計算されたステージ・パフォーマンス。Gene Simonsさんはちゃんとサーカスで火吹きのトレーニングをしてたんですって。1973年のコンサートでは失敗して髪の毛が焼けてしまうというハプニングもあったようです。KISSのメンバーはメイクをした時点からKISSとしてのキャラクターを与えられています。Gene Simonsさんの場合は”THE DEMON”。地獄からやってきた悪魔という設定です。完全にデーモン閣下とカブっちゃってますね。Gene Simonsさんはハンガリー系ユダヤ人として1949年にイスラエルに生まれ、8歳の時に渡米。本名はChaim Witzさんと言うそうです。破天荒な人かと思いきや、NYのSullivan County Community CollegeおよびRichmond Collegeの教育課程を卒業し、卒業後はマンハッタンの小学校で国語教師として教壇に立ってたという、ちゃんとした人なんだそうです。もちろん、学生時代から様々なバント活動を行っており、国語教師というのはデーモン閣下風に言えば「世を忍ぶ仮の姿」ちゅうことなんでしょう。音楽教師だった人とWicked Lesterというバンドを結成してプロの道を目指しますが、そのバンドに参加していたのが後にGene SimonsさんとKISSを立ち上げることになるPaul Stanleyさんとなります。教師になっていなければこの出会いも無かったのか?それとも、どんな職業についていてもGene SimonsさんとPaul Stanleyさんは必然的に出会っていたのか・・・。そんな「実はちゃんとした人」であるGene Simonsさん、KISSのキャラクター管理やマーチャンダイズの管理関係の管理やグループの収入・分配管理、つまりマネジメントは、彼が仕切っているんだそうで、ビジネスマンとしての力量にも定評があります。英語、ヘブライ語、ハンガリー語、ドイツ語のマルチリンガルというのもすごいですね。語学堪能、ビジネススキル優秀という姿はロックじゃないんじゃないかと心配になりますが、女性関係は超ルーズで、これまで2000人以上の方と関係を持っているとのこと。依存症との話もありますが、ロックスターなんですから、それくらいやってくれないと辻褄が合いませんよね。以前、妻と観た松山ケンイチ主演の「デトロイト・メタル・シティ」に「デスロックの神」みたいな役で出演されてましたね。俳優?としても活動しているようです。このような方々を毛嫌いする妻ですが、訳があってKISSには寛容なので、続けて他のメンバーもご紹介していく事といたしましょう。©1997 KISS Catalog Ltd.©1997 Farlane ToysMade in China ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://
2013/10/20 Category : Advertising Character Esso Oil Drop Man 日本ではエッソ・ボーイとかドロップ・ポーイと呼ばれていますが、米国ではEsso Oil Drop Manと呼ばれているESSOのアドバタイジング・キャラクターです。 第二次世界大戦中にESSOのデンマーク現地法人が戦時中の石油製品の大切さをアピール。その説明に用いたのが、このキャラクターで、その後、欧州全体でのキャンペーンに使用されるようになりました。 米国に上陸したのは1958年。"Happy"という名前でデビューし、"Happy Morning"というスローガンとともにキャンペーンを展開しました。様々な広告物に登場しましたが、彼をメジャーにしたのがESSOのガソリンスタンドで配られていたロードマップだったそうです。 エッソ・ボーイ、ドロップ・ボーイ、オイル・ドロップ・マン、ハッピー・・・・いったい、いくつの名前を持ってるんでしょうね。ちなみに彼女の正式な名前は無いようですが、日本ではエッソ・ガールとかドロップ・ガールとか呼ばれてますね。 今日、彼に登場していただいた理由は、オッさんと妻で観た1969年のアメリカン・ニューシネマの代表作"Easy Rider"にENCOブランドのGas Stationが出てきたからです。 劇中のシーンはこちら。壁にSacred Mountainと書かれています。ロケ地はオッさんと妻も訪れたことのあるフラッグスタッフ近郊の89号線なんだそうです。 ENCOブランドはStandard Oil of Newjerseyの子会社であったHumble Oilという石油会社のリテール・ブランド。 Standard Oil of Ner Jerseyという会社はESSOブランドでリテールを展開していましたが、米国独占禁止法の関係で、Standard Oil分割時のテレトリー以外ではESSOブランドを使えませんでしたので、その他の地域では様々なブランドを使用していました。 まぁ、法的には問題ないんでしょうが、ENCOマークはESSOのオーバル・マークそっくり。消費者は一目でESSO系なんだなってわかりますから、規制する意味もなかったんじゃないでしょうかね。 今日はシトシトと一日中雨が降って外出もできないので、オッさんは一人でシルヴェスター・スタローンさんの監督・脚本・主演作品"The Expendables"を観させていただきました。 友情出演っていうんですかね、ミッキー・ローク、ドルフ・ラングレン、ブルース・ウィルス、アーノルド・シュワルツネッガーさんらが出ており、一時期のハリウッド・アクション・スターが勢ぞろい。 まぁ、こうゆう映画は中身なんてどうでも良いのです。続編も撮ってあるから観なくちゃいけませんね。妻は絶対に一緒に観てくれない部類の映画です・・・・。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://
2013/10/18 Category : SESAME STREET APPLAUSE "Grover with Pumpkin" 1991 ハロウィンが近くなってきましたねぇ。 ということで、今日はカボチャを育てるファーマーのグローバーさんに登場いただきましょう。 刻印がつぶれていていますので断定はできませんが、1991年のAPPLAUSE社製PVCです。このシリーズはAPPLAUSE社の"County Fair"というもので、リンゴ農家のビッグバードさん、パイをむさぼるクッキーモンスターさん、ニワトリを育てるバート、ブタを育てるアーニー、羊とたわむれるエルモさん、そしてこのグローバーさんから成る全6種類です。 残念ながら我が家にはグローバーさんしかいませんので、地道に集めることとしましょう。 ハロウィンと言えば、「カボチャを顔型にくり抜くお祭り」くらいしか認識の無いバリバリ日本人感覚のオッさんなので、このカボチャは何なのかを調べてみました。 顔型にくり抜いたカボチャはJack-o'-Lantern(ジャッカ・ランタン)と呼ばれているそうです。中にロウソクを入れてランタンにするちゅうことですね。アイルランドやスコットランドに伝わる風習で、日本で言う「鬼火」みたいなもんなんだそうです。 アイルランドやスコットランドでは「かぶ」のランタンでしたが、米国では「かぶ」より「かぼちゃ」が身近に手に入ったため、カボチャのランタンに変化したとか。もともとカボチャじゃなかったとは驚きです。 米国で言うPumpkinはオレンジ色のデカイ奴のことで、もっぱらハロウィン用に栽培されていて食用にはしないんだそうです。そもそも、日本のカボチャみたいなのは存在しませんので、似たような食用モノとしてはButternut Squash。 先日の銭金で千葉に住んでるイギリス人が作ってたのを観ましたねぇ。甘くて美味しいらしいですが、テレビで観た感じではヒョウタンみたいな外観で、切るとオレンジのカボチャが出てくるっていう感じでした。 カボチャの原産国は南北アメリカ大陸だそうですが、現在は世界各国で栽培されています。その種類は大きく分けて3つ。 1.西洋カボチャ 「西洋」というとハロウィンのオレンジ色のカボチャを思い描いてしまいますが、実は日本で広く栽培されているのが西洋カボチャと言うんだそうです。19世紀に米国から日本に伝わり、品種改良が進んで現在のような姿になりました。ホクホクしてて甘みが多いのが特色です。 2.東洋カボチャ「東洋」というと、いつも食べているカボチャかなと思ってしまいますが、それは前述の通り西洋カボチャ。日本には中国から伝わって栽培され、その昔は広く流通していたらしいですが、現在においてはその地位を西洋カボチャに奪われ、日本料理屋など業務用にしか流通してないんだそうです。甘みが弱くアッサリした味が特色です。 3.ペポカボチャこれがハロウィンで使うオレンジ色のカボチャが属するグループ。大型なものから小型なものなど、形や味もバラエティにとんでいるようです。ズッキーニもこのグループに属するらしいですが、オッさんには到底理解できません。 この時期、欧米ではオレンジのカボチャをくり抜いて大喜びしてますが、日本ではホクホクの甘いカボチャを食して大喜びしてますよね。我が家でも食卓に出る機会が多くなってます。 日本のカボチャは美味しいけど、をくり抜いてもハロウィンの雰囲気出ませんよね。やはり欧米流は欧米の方々に任せることとしましょう。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://