忍者ブログ

LIFE IS GOOD BLOG

Home > ブログ > 記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Dakin,Inc Canadiana Signature Collection Garfield (1980s-1990s)

今日からウエスト・ラスベガスのCharleston Antique Mallからいらっしゃった方々をご紹介していきましょう。カナダの北極圏仕様のガーフィールドさんです。







どうです?この存在感。妻が発掘し、即、連れてかえる事を決断した逸品です。カナダの北極圏のイヌイットの方々のコスプレですね。少し詳しく観察してみましょう。まず服装ですが、イヌイットのアノラックでしょうか?アザラシやホッキョクキツネ、カリブーなどの毛皮を使うんだそうです。







足に履いているのはスノーシュー。日本で言えば「かんじき」ですが、楕円形の形で踵が固定されていないので、用途は同じながら厳密に言えば「かんじき」とは違うんだそうです。







そして釣竿を持っていて何やら魚が釣れています。カナダだけにサーモンか?と思いましたが、背ビレはあるし歯がギザギザだし、これってサメじゃないですか?







イヌイットの方々の伝統的な狩猟って、アザラシとか鯨とかというイメージがあって、北極圏でサメって思いも付かなかったので調べてみたところ、イヌイットの方々は伝統的に北極圏に生息するGreenland Shark、日本名でニシオンデンザメという奴を捕食していたんだそうです。



釣り方は大胆。北極圏の海氷に穴を開け、そこに肉の塊をつけた釣り糸を200Mほど垂らし、2日間くらい放置して釣り上げるとサメ君がひっかかっているとのこと。巨大ワカサギ釣りみたいなもんですね。このガーフィールドさん、イヌイットの伝統的狩猟を忠実に再現してるってことです。



食した方のブログを読みましたが、このサメの肉は強烈なアンモニア臭がするらしく、干し肉として食すらしいのですが、クサヤどころではないとのこと。でも北極圏で生きていくって、そうゆうことなんですよね。



このガーフィールドさんがレアなのはその容姿だけではなく、タグがちゃんと付いたままになっているということです。もちろん、USEDだとは思いますが、DEAD STOCKと言っても過言じゃないコンディションですよ。







タグからDAIKIN社製ということがわかります。ガーフィールドのPlash Toyはパテント取得年の1978年の表示があるだけで、製造年がなかな判明しないのが常ですが、このタグがあってもはっきりしないですね。DAKIN社のロゴもキュートです。







どうやらこのガーフィールドさんはCANADA SIGNATURE COLLECTIONというシリーズらしいです。タグの中身も英語とフランス語の表示があります。







このアンティーク・モールではガーフィールドさんと大量に出会いましたので、今後数日間は「ガーフィールド祭り」となります。ご期待ください。



CANADA SIGNATURE COLLECTION

GARFIELD 1978 United feature Syndicate, Inc

86-1990 GAFIELD NORTH COUNTRY

DAIKIN, INC.
SAN FRANCISCO, CA
PRODUCT OF KOREA

©2011-2015 GUMBYDREAM
にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカン雑貨へ にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカンコレクティブルへ
Created with flickr badge.

拍手

PR

Sam the Olympic Eagle 1980

1984年のLAオリンピック・キャラクターである”Sam the Olympic Eagle”、日本名では「イーグル・サム」さんです。







セラミック製なので一見、貯金箱っぽいですが、お金を入れるところが見当たりませんので、ただの置物ということになります。







PAPEL社の1980年製。ロスアンゼルス・オリンピックのオフィシャル・ライセンス物となります。



イーグル・サムはマスコットとしてアニメ化されていて、日本でもTBS系列でオリンピック前年の1983年から1984年まで放映されていました。オッさんは当時16~17歳ですから青春真っ只中ですね。アニメなんて観てる場合ではなかったので、残念ながら記憶にはありません。



KingmanからLaughlinまで移動した際に、アリゾナ州道95号線沿いに偶然見つけたアンティークショップで購入したものです。帰国後にこの店の名前を調べたところ、TLC Antique & Collectiblesという店だったことが判明しました。







オッさんの旅日記ではBulhead Cityのアンティークショップと書いていましたが、正式な住所はアリゾナ州モハベ郡のFort Mohaveという街でした。Fort(砦)という街の名前からわかるとおり、1859年から1890年の間、合衆国陸軍の砦があったそうです。



1849年に始まったカルフォルニアのゴールドラッシュで多くの人が東からコロラド川を渡って西に移動・移住しました。この地を通る際、周辺のモハーベ族から自国民を守るために作った砦だとか。もともとモハベ族の土地だったんですけどねぇ。



オッさんたちが走ったアリゾナ州、カルフォルニア州、ネバダ州の三州がまたがるコロラド川沿岸の地域はFort Mojave Indian Reservationとなり、1000~1500人のモハーベ族が居留する地区です。



とにかく風の強い街でした。コロラド川沿岸の街ということで緑が多少あるのですが、基本的には砂漠地帯。サングラスをしていないと目にホコリが入ってたまりません。



オッさんはアンティークショップを発見してノリノリで店内を徘徊していましたが、妻は大事な物が入ったカバンの中にチョコの食べ残しを落としてしまい、カバンの中身にチョコが付いてしまうという事件が起こり、必死でチョコを拭き取っていましたっけ・・・・。



我が家では今後、このチョコ食べこぼし事件の事を「Fort Mohaveの事件」と呼ぶことにしましょう。



Manufactured under license by PAPEL
Official License ®1980 L.A. Olympic Committee

©2011-2015 GUMBYDREAM
にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカン雑貨へ にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカンコレクティブルへ
Created with flickr badge.

拍手

Oatman Donkey from Oatman, AZ 2013

「Oatmanはロバの街」ということでOatmanの土産物屋から連れて帰ってきたロバさんです。妻が不在なので命名がどうなっているのか不明ですが、たぶん、「オートマンさん」ということでしょう。







ただTシャツ着ているだけですから、脱がしたらタダのロバです。フフフ。







妻はベア・クレクターですが、時々このように他の動物が混ざってしまうことがあるようです。まぁパンダはクマの一種として、カバだのウシだのだのムースだの・・・もはや我が家は動物園ですな。ベア以外の方々にちょっと集合してもらいました。多分、彼女もどこを目指しているのか解らなくなってきているのでしょうか・・・。







しかし何故、Oatmanはロバの街なんでしょう。Oatmanという街を調べてみました。



アリゾナ州モハーベ郡のOatmanは人口120人程度の小さな街。街の名前の由来がちょと変わっています。



1851年ににイリノイ州からセドナを目指して西部開拓の旅をしていた一家が襲われ、Olive Oatmanという少女がセドナ周辺をテレトリーとしていたYavapai族に誘拐され奴隷のように使われていたそうです。その後、その少女はYavapai族からMohave族に渡されますが、Mohave族は彼女を娘のように育てたんだそうです。その子が1855年に現在のOatmanの近くで解放されたのが街の名前の由来だとか。



このOlive Oatmanさんの話は本にもなっているようです。タイトルの”The Blue Tatoo”。







この街でロバ以外に有名なのはOatman Hotelです。この古い感じのホテルの開業は1902年と言いますから創業112年の老舗ホテルですね。ちょっと中に入ってみましたが薄暗くて、レストランみたいのもありましたが入りにくい感じだったので退散しました。





このホテル、1939年に「キング・オブ・ハリウッド」ことクラーク・ゲーブルとキャロル・ロンバードがKingmanで結婚式を挙げたあとに立ち寄って泊まったそうです。なんでもクラーク・ゲーブルはこのエリアの事を大変気に入ってたそうなんです。



更にこのホテルには名物があるそうです。それは「幽霊」。現在はホテルのオーナーによって「Friendly Poltergeist」としてプロモーションされているという明るい物らしいですが、オバケ嫌いのオッさんには耐えられませんね。



この幽霊、アイルランド人のWilliam Ray Flourさんという方なんだそうで、なんでもひどい大酒飲みだったそうです。ある日にホテルの裏で亡くなってしまったのですが2日間発見されず、発見されてからもその近くの浅い穴に簡単に葬られたとか。それで幽霊になって出てきちゃうんだそうです。プロモーション用のバックグラウンドとして作られた話なのか、それとも実話なのか・・・・。



そういえば昔、妻はラスベガスのホテルで外人さんの幽霊に怒鳴られた事があるそうです。英語だから何を言ってるのかわからなかったし、幽霊さんサイドも「こいつ、英語通じないからやりがいないな」と思ったらしく退散したそうですが。コワイコワイ。



さて、話をロバに戻しましょう。この辺りは1924年に廃山となったUnited Eastern Mines社の金鉱山があり、当時は金鉱労働者で賑わっていたそうです。その労役用としてロバが導入されていたということ。その後はRoute66の峠の要衝として栄えましたが1953年にはKingmanとNeedlesの間に新なバイパスができてしまい。Oatmanはどんどん寂れていったそうです。







近年ではHistoric Route66観光の街として、ロバやOatman Hotel、ガン・ファイト・ショーなどの観光資源を充実され、立派な観光地として復活してますけどね。しかし幽霊まで売り物にするとは、恐れ入ります。


©2011-2015 GUMBYDREAM
にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカン雑貨へ にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカンコレクティブルへ
Created with flickr badge.

拍手

Arizona Route66 Big Rig from Oatman, AZ

アリゾナ州のKingmanからネバダ州のLaughlinにHistoric Route66を使って移動する際に寄ったOatmanという街の土産物屋でみつけたArizona仕様のBig Rig。つまり大型トレーラーです。







最近、トレーラーマニアになった妻のコレクション。パッケージもアリゾナしていますが、このまま収納するわけにもいかないので、パッケージから出してみましょう。







トレーラー部分の柄はアリゾナ州旗を中心にアリゾナの風景や動植物が織り交ぜられています。



「これはきっと州鳥とか、州がシンボルとしている動植物なんだね」なんて言いながら買ったので、お勉強がてらに帰国後に一つ一つを調べてみました。



まず、アリゾナ州のState Birdは”Cactus Wren”という米国南西部やメキシコに生息する17~18㎝の小型の鳥。日本名は「サボテンミソサザイ」。大きな分類で言えばスズメの仲間となります。サボテンの枝の間に巣を作って大きな捕食動物から巣を守るんだそうです。これはトレーラーに描かれている通りですね。








次に、アリゾナ州のState Flowerですが”Saguaro Blossom”となります。そうです。オッさんと妻が好きなサワロサボテンの花。これも確かにトレーラーに描かれています。







さて、問題は哺乳類君。トレーラーに描かれている、耳のピンと立った犬みたいな動物はコヨーテでしょう。確かにアリゾナにはコヨーテは普通にいるそうです。







しかしながらアリゾナ州のState mammal、つまり「州獣」というシンボルはRingtail Catという動物なのです。日本語では「カコミスル」と言うようで、ネコ目アライグマ科つまり、アライグマの仲間のようです。人に良くなつくのでペットにしたり、鉱夫が害虫やネズミ駆除のために飼ったりしたことがあったため、Miner’s Cat(鉱夫のネコ)とも呼ばれるんですって。しかしご立派な尻尾です。







ちなみにコヨーテを州獣にしているのは中西部のサウスダコタ州です。機会があったらこのトレーラーの製造メーカーに忠告してあげることにしましょう。



今日、観た映画は2011年のヒュー・ジャックマン主演の”Real Steel”。邦題もそのまま「リアル・スティール」となっています。







この映画は「SFロボットアクション映画」にカテゴライズされていますが、オッさんは「ヒューマン・ドラマ」だと思うんですよね。アカデミーはBest Visual Effectsでノミネートされましたが受賞歴はありません。米国映画評論の点数も「並み」といったところですが、オッさん的にはすごく良いエンターテイメント作品だと思います。



オッさんが「映画ってこうじゃなきゃ楽しくない」と思っている要素が全部入っている感じですかね。まぁ妻に言わせるとオッさんの好きな映画は「チープだ・・・」と言われてしまいますが。



でも、「ロボット物」というと特に女性なんかは「興味ない」と反応してしまうでしょうが、観なきゃ損な作品だと思いますよ。


©2011-2015 GUMBYDREAM
にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカン雑貨へ にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカンコレクティブルへ
Created with flickr badge.

拍手

Route 66 Bear from Kingman, AZ 2013

今回の旅行で2日目に滞在したアリゾナ州Kingmanのビジター・センターからいらっしゃいましたRoute 66 ベアさんです。







腕には”ARIZONA”と”Mother Road”の文字が刻まれています。なんかタトゥーみたいですねぇ。









特徴は何と言っても黄色い口。黄色い口のクマなど世の中には存在しませんが、近い感じで言えば東南アジアのマレーグマですかね。北米にはグリズリーやらクロクマやらはいますがマレーグマはいませんので、なんで彼が黄色い口にされたのかは不明です。







これで我が家のRoute66さんは3体になってしまいました。以前にご紹介した通り、最初にアリゾナ州セリングマンからいらっしゃった全身タトゥーの黒クマさんは「Route66さん」とお呼びしています。そしてアリゾナ州フラッグスタッフからいらっしゃったバイク乗りのベアさんは「フラッグスタッフさん」。じゃぁ今回いらっしゃった方は?たぶん「キングマンさん」と名付けられるのでしょう。







フラッグスタッフさんもキングマンさんも「地名よりRoute66キャラの方が立ってるだろ?」と不満が出そうですよね。まぁアリゾナ三兄弟で仲良くやってください。



Kingmanはアリゾナ州モハーベ郡の郡庁所在地。人口は2万8千人程度で90%が白人の街です。







この地に米国人が現れたのは1857年。米国陸軍の地理エンジニアであるEdward Beale氏がワゴン・ロードの敷設調査のために訪れ、1859年まで調査してワゴン・ロードを敷設しています。この古い道は現在のHistoric Route66やI-40の一部として現存しているんだそうです。



アリゾナが米国の準州となったのは1961年ですから、1850年代後半と言えばアリゾナがメキシコ領から米国領となりニューメキシコ準州管轄であった時代ということになります。



日本では幕末ど真ん中の頃。黒船が来て大騒ぎしてたころです。当時の米国は黒船で日本まで来ていたかと思えば、西部は馬車の通る道を開拓してたんですね。



Kingmanが街として形作られたのはワゴン・ロード敷設から20数年後の1882年。Atalantic and Pacific Railroadの駅ができてからです。最初は数件の下宿屋と商店があるだけの小さな始まりだったということです。



この鉄道会社の調査員であったLewis Kingman氏にちなんでKingmanという名前が付けられました。彼は1880年頃にニューメキシコ州のアルバカーキからカルフォルニア集のニードルズまでの敷設調査、鉄道敷設の際は工事監督を行い、鉄道敷設に大きな貢献をした方です。



500人程度の街が1950年代には3千人となり、1990年代は1万3千人の街まで成長しています。過疎の街かと思ったら大間違い。大手企業の工場進出や空港の整備などで雇用が生まれ、2010年の国勢調査では2万8千人と、1990年代から倍増しています。



妻はまだ留守中ですので、HDDに撮りためた映画を消化しなければなりません。だいぶ前に録画しておいて放置していた”The Iron Lady”を観ました。







邦題は「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」。第84回アカデミーでメリル・ストリーブが主演女優賞を受賞したことでも有名な作品です。サッチャー元首相の伝記映画ですが、痴ほう症となった事を受け止められない葛藤や亡き夫への愛情、家族への懺悔など、「私はすごい政治家でしょ?」という内容だけではありませんので、映画作品として観る価値がある内容に仕上がっていると思います。構成が上手いんでしょうね。


CRISTABEARS, INC, Springfield, Illinois USA
Made in Shenzhen, China All rights reserved
DATE OF PRODUCTION : 2012-06

©2011-2015 GUMBYDREAM
にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカン雑貨へ にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカンコレクティブルへ
Created with flickr badge.

拍手

PAGE TOP