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Oatman Donkey from Oatman, AZ 2013

「Oatmanはロバの街」ということでOatmanの土産物屋から連れて帰ってきたロバさんです。妻が不在なので命名がどうなっているのか不明ですが、たぶん、「オートマンさん」ということでしょう。







ただTシャツ着ているだけですから、脱がしたらタダのロバです。フフフ。







妻はベア・クレクターですが、時々このように他の動物が混ざってしまうことがあるようです。まぁパンダはクマの一種として、カバだのウシだのだのムースだの・・・もはや我が家は動物園ですな。ベア以外の方々にちょっと集合してもらいました。多分、彼女もどこを目指しているのか解らなくなってきているのでしょうか・・・。







しかし何故、Oatmanはロバの街なんでしょう。Oatmanという街を調べてみました。



アリゾナ州モハーベ郡のOatmanは人口120人程度の小さな街。街の名前の由来がちょと変わっています。



1851年ににイリノイ州からセドナを目指して西部開拓の旅をしていた一家が襲われ、Olive Oatmanという少女がセドナ周辺をテレトリーとしていたYavapai族に誘拐され奴隷のように使われていたそうです。その後、その少女はYavapai族からMohave族に渡されますが、Mohave族は彼女を娘のように育てたんだそうです。その子が1855年に現在のOatmanの近くで解放されたのが街の名前の由来だとか。



このOlive Oatmanさんの話は本にもなっているようです。タイトルの”The Blue Tatoo”。







この街でロバ以外に有名なのはOatman Hotelです。この古い感じのホテルの開業は1902年と言いますから創業112年の老舗ホテルですね。ちょっと中に入ってみましたが薄暗くて、レストランみたいのもありましたが入りにくい感じだったので退散しました。





このホテル、1939年に「キング・オブ・ハリウッド」ことクラーク・ゲーブルとキャロル・ロンバードがKingmanで結婚式を挙げたあとに立ち寄って泊まったそうです。なんでもクラーク・ゲーブルはこのエリアの事を大変気に入ってたそうなんです。



更にこのホテルには名物があるそうです。それは「幽霊」。現在はホテルのオーナーによって「Friendly Poltergeist」としてプロモーションされているという明るい物らしいですが、オバケ嫌いのオッさんには耐えられませんね。



この幽霊、アイルランド人のWilliam Ray Flourさんという方なんだそうで、なんでもひどい大酒飲みだったそうです。ある日にホテルの裏で亡くなってしまったのですが2日間発見されず、発見されてからもその近くの浅い穴に簡単に葬られたとか。それで幽霊になって出てきちゃうんだそうです。プロモーション用のバックグラウンドとして作られた話なのか、それとも実話なのか・・・・。



そういえば昔、妻はラスベガスのホテルで外人さんの幽霊に怒鳴られた事があるそうです。英語だから何を言ってるのかわからなかったし、幽霊さんサイドも「こいつ、英語通じないからやりがいないな」と思ったらしく退散したそうですが。コワイコワイ。



さて、話をロバに戻しましょう。この辺りは1924年に廃山となったUnited Eastern Mines社の金鉱山があり、当時は金鉱労働者で賑わっていたそうです。その労役用としてロバが導入されていたということ。その後はRoute66の峠の要衝として栄えましたが1953年にはKingmanとNeedlesの間に新なバイパスができてしまい。Oatmanはどんどん寂れていったそうです。







近年ではHistoric Route66観光の街として、ロバやOatman Hotel、ガン・ファイト・ショーなどの観光資源を充実され、立派な観光地として復活してますけどね。しかし幽霊まで売り物にするとは、恐れ入ります。


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