2014/01/17 Category : SOUVENIRS Arizona Route66 Big Rig from Oatman, AZ アリゾナ州のKingmanからネバダ州のLaughlinにHistoric Route66を使って移動する際に寄ったOatmanという街の土産物屋でみつけたArizona仕様のBig Rig。つまり大型トレーラーです。 最近、トレーラーマニアになった妻のコレクション。パッケージもアリゾナしていますが、このまま収納するわけにもいかないので、パッケージから出してみましょう。 トレーラー部分の柄はアリゾナ州旗を中心にアリゾナの風景や動植物が織り交ぜられています。 「これはきっと州鳥とか、州がシンボルとしている動植物なんだね」なんて言いながら買ったので、お勉強がてらに帰国後に一つ一つを調べてみました。 まず、アリゾナ州のState Birdは”Cactus Wren”という米国南西部やメキシコに生息する17~18㎝の小型の鳥。日本名は「サボテンミソサザイ」。大きな分類で言えばスズメの仲間となります。サボテンの枝の間に巣を作って大きな捕食動物から巣を守るんだそうです。これはトレーラーに描かれている通りですね。 次に、アリゾナ州のState Flowerですが”Saguaro Blossom”となります。そうです。オッさんと妻が好きなサワロサボテンの花。これも確かにトレーラーに描かれています。 さて、問題は哺乳類君。トレーラーに描かれている、耳のピンと立った犬みたいな動物はコヨーテでしょう。確かにアリゾナにはコヨーテは普通にいるそうです。 しかしながらアリゾナ州のState mammal、つまり「州獣」というシンボルはRingtail Catという動物なのです。日本語では「カコミスル」と言うようで、ネコ目アライグマ科つまり、アライグマの仲間のようです。人に良くなつくのでペットにしたり、鉱夫が害虫やネズミ駆除のために飼ったりしたことがあったため、Miner’s Cat(鉱夫のネコ)とも呼ばれるんですって。しかしご立派な尻尾です。 ちなみにコヨーテを州獣にしているのは中西部のサウスダコタ州です。機会があったらこのトレーラーの製造メーカーに忠告してあげることにしましょう。 今日、観た映画は2011年のヒュー・ジャックマン主演の”Real Steel”。邦題もそのまま「リアル・スティール」となっています。 この映画は「SFロボットアクション映画」にカテゴライズされていますが、オッさんは「ヒューマン・ドラマ」だと思うんですよね。アカデミーはBest Visual Effectsでノミネートされましたが受賞歴はありません。米国映画評論の点数も「並み」といったところですが、オッさん的にはすごく良いエンターテイメント作品だと思います。 オッさんが「映画ってこうじゃなきゃ楽しくない」と思っている要素が全部入っている感じですかね。まぁ妻に言わせるとオッさんの好きな映画は「チープだ・・・」と言われてしまいますが。 でも、「ロボット物」というと特に女性なんかは「興味ない」と反応してしまうでしょうが、観なきゃ損な作品だと思いますよ。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http:// PR