2015/06/20 Category : オッさんの旅日記(国内編) Short Trip in Akita "Day2" 今日も秋田です。朝はテッドとともにチェックアウト。角館を後にします。向かった先は妻が事前に調べておいた「抱き返り渓谷」という名勝地。仕事で秋田にチョコチョコ来るオッさんでも知らなかった観光スポットです。渓谷に沿ったトレイルを歩いて行くと眼下に信じられないほど青い渓流が見えてきます。その部分だけ青いのかな?と思いましたが先に進んでも青い渓流が続いてます。こりゃスゴイ。トレイルも山をくり抜いてしまったりと楽しめます。1.5kmほど歩くと到着するのが「回顧の滝」。マイナスイオン出すぎです!この名勝地、全国的にはマイナーですよね。関東圏にあったら人で溢れるでしょうが、ここは東北。週末でもほとんど人はおらず貸切状態で楽しめました。せっかくここまで来たので田沢湖を訪問。ちょっと雲行きが怪しくなってきました。湖の向こうからスコールが来るのが分かります。水辺には大量のスワンさん。昭和の頃はフル稼動だったかもしれませんが現在は引退状態のようです。スコールが来たので湖畔のドライブインで雨宿り。ここにも秋田ならではの光景が。まずは「ババヘラ」。昔は八郎潟の国道沿いにポツン、ポツンとパラソルが立ってたもんですが、現在では観光地くらいでしかお会いできません。こちらは天然記念物の比内鶏。食べるのは比内地鶏で比内鶏食べたら捕まっちゃいますよ。秋田犬さんは少しお疲れ気味。見世物になってスネてるんでしょう。普通に飼ってあげるべきですね。スコールも去ったので近くの「山のはちみつ屋」さんなるところでスイーツとか食べてみます。美味しいんですが言うほどハチミツ感が無いのが残念。昼食は田沢湖駅前の「そば五郎」さん。土産物屋併設なので観光地の蕎麦屋と思いきや意外に美味しくてラッキー。腹ごしらえしたら今日の宿泊場所の乳頭温泉郷へ。今日のお宿は国民休暇村。実はオッさん、初の国民休暇村です。お風呂は「乳頭の湯」と「高原の湯」が両方楽しめます。乳頭温泉と言えば白濁の温泉ですが、白濁してるのは「高原の湯」の方で「乳頭の湯」は茶褐色でした。妻が昼寝してる間にオッさんは付近をお散歩。ブナ林って癒されますね〜。明日は天気が良ければプチハイキングをしながら乳頭温泉郷ホッピングしようと思います。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http:// PR
2015/06/19 Category : オッさんの旅日記(国内編) Short Trip in Akita "Day1" 今日から休暇を取って秋田旅行ですので旅日記を書いていきましょう。オッさんは昨晩、秋保温泉で会合があったので朝帰り。帰宅したら今年もサクランボが届いてました。さっそく味見。去年より甘いかも。昼前に仙台を出発して東北を北上。もちろんテッドさんも同行です。秋田道も走って15時くらいに角館。妻が選んだ今日のお宿は田町武家屋敷ホテルさん。室内もモダンな和風でまとまってて落ち着きますね。さっそく角館の武家屋敷通りを探索。桜の季節が有名ですが新緑の季節も気持ち良いですよ。武家屋敷を見てくのですが普通に見てても面白くありません。妻が見つけたガイドブックによれば門構えで武家の位が解るとか。そんな視点で回ってみました。まずは上級武士青柳家の門構え。立派ですねぇ。敷地も3000坪の大邸宅です。中級武士の岩橋家になるとちょっと門構えが薄っぺらくなりますね。でも200〜300坪で小さな庭園付きですから贅沢な作り。下級武士の松本家になるとガクっと貧相になって門の梁が無くなっちゃいます。でも敷地は100坪くらいと現代感覚で言えば大きなお家。間取りは10.5畳のLDKと10畳の寝室。大家族だったらギュウギュウ詰めですがオッさんと妻だけだったら大丈夫そう。お庭もあるしある意味贅沢。散策の後は地元料理もある居酒屋で夕食。シメは比内地鶏の親子丼にしてみました。ホテルでタダ券くれたので居酒屋の隣にある角館温泉にも入ってみます。ちょっと熱いですが空いてて心地よい温泉。朝は秋保、夜は角館とオッさんは温泉三昧。明日は少し北上の予定です。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://
2015/04/04 Category : オッさんの旅日記(国内編) Spring Short Trip in Iwate 今日は休日。仙台は快晴。昼に起きてきた妻とテッドさんを乗せて東北自動車道を北上です。雪があればスキーしちゃおうという作戦です。去年、赴任した時はまたまだ雪景色でしたが、今年は山にしか雪が無く暖かいですね。アテもない旅ですので、盛岡で高速を降りて紫波城跡なるところに寄ってみました。803年に坂上田村麻呂さんが造った城柵だとか。大和朝廷が支配した陸奥国最北の城柵です。復元された構築物はかなり大規模なものですが、観光客らしき人はほとんどいません。アジア系外国人が数人いましたが、どこで調べてきたんでしょう?日本人だって存在を知らない人が多いでしょうに…さて腹ごしらえ。盛岡で早めの夕食と言えば「ぴょんぴょん舎」さん。ここの焼肉、やっぱり美味しいですね〜。通常、締めは盛岡冷麺と相場は決まってますが妻は温麺。オッさんは激辛ユケジャンクッパでデドックスすることにしました。お腹を満たして夜の八幡平を走り、昨日に格安で予約した八幡平ロイヤルホテルさんへ。お部屋の感じは見事に昭和な感じです。まぁ格安だしコスパ良いから満足としましょう。早速、温泉に入って部屋に戻ったら窓から皆既月食の天体ショーが!iPhoneのカメラではこれが限界なのが残念ですが…実物の月は赤胴色。テッドさんも一緒に皆既月食を楽しみました。明日は天気が良ければ安比でスキーをしようと思ってますが、天気予報は残念ながら雨。スキーできなかったら一関の直利庵にでも寄って帰る事にします。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://
2014/10/12 Category : オッさんの旅日記(国内編) Short Trip in Yamadera 今日は日帰りの東北ショート・トリップ。日帰りですけどTedさんもやる気マンマンです。仙台から国道48号線を西に向かいます。まずは妻のリクエストでセブン・イレブンに寄り、SMAPプロデュースの品々で腹ごしらえ。今日の目的地は山形の山寺。三連休ですが大混雑と言うわけでもなく駐車場もなんなく駐められました。さて、山寺1050段の階段登り。さすがに人がたくさん居てガヤガヤしてますし、初秋でセミもいませんので「閑さや岩にしみ入蝉の声」とはいきません。芭蕉さんが来た時は誰もいなくてひっそりした所だったんでしょうかね。山の中を上がって行くと仁王門のお出まし。更に上がると奥の院と大仏殿に到着。中尊寺金色堂で買ったご朱印帳にご朱印を頂きます。少し離れた開山堂は人が少なくてゆっくりできました。奥の院よりここの方が「山寺来たね〜」という感じです。五大堂の展望台から釈迦が峰と呼ばれる修行の岩場を望みます。さて、1050段を登ったら1050段を下がります。さすがに足がプルプルしてきます。下山したら子猫さんたちが癒してくれました。中でもお昼寝中のこの子、笑いながら寝てて可愛いですね。駐車場は500円なのですが、土産物屋で1000円以上買うとタダになるというのでアレやコレやと1000円ピッタリまでお買い物。コンニャクも頂きました。さて、このまま帰るのも何ですから天童に移動。恒例のビジターセンター訪問です。そして妻が下調べしておいた天童の日帰り温泉「ゆぴあ」へ。300円ですし東北最大級の露天風呂もあっていいですね〜。運動して温泉に入って疲れを癒したら食事です。創業140年の老舗蕎麦屋「水車生そば」さんを訪問。妻は鴨蕎麦を頼みましたが、オッさんは敢えて蕎麦は頼まず、山形のソウルフード「鳥中華」を注文です。蕎麦の汁に中華麺。鳥と、揚げ玉とノリも入ってコショウも効いてるというラーメンのようでラーメンでもない不思議で美味しい麺。これ、ジャンクな感じでオッさんも気に入りました。夜には帰宅。今日のお土産は山形のジュース、米沢牛のしぐれ煮、くんせい卵。食いもん中心です。そして小さな招き猫さんと山形のフナッシーさんも連れて帰ってきました。日帰りでこれだけ楽しめるってイイですね〜。費用もほとんどかかってませんからお財布にも優しいし。明日も天気が良さそうなのでドライブする予定です。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://
2014/09/28 Category : オッさんの旅日記(国内編) Short Trip in Akita-Miyagi Day2 今日はゆっくりする日。とは言ってもオッさんは6時30分くらいに起きてしまい、朝の温泉に入ってきました。 朝食をいただき、ホテル周辺を散策し、チェックアウトは11時。妻はかなりこのホテルを気に入ってくれたらしいので、また来ることもあるかもしれませんね。 さて、今日は何も予定をしていないので、フリーペーパーと睨めっこして観光地を探します。まず訪れたのがホテルから車で10分くらいのところにある「地獄谷」。昨日の「川原毛地獄」といい、今回の旅は地獄巡りの様相です。駐車場から谷を降りていくと渓流があり、その脇の遊歩道を歩きます。 あちらこちらに温泉の噴出口があり、湯気がモウモウとたっています。それぞれの噴出口には〇〇地獄というネーミングがされているという趣向です。 タマゴを持参すれば温泉タマゴを作れるコーナーとかもあります。知ってればタマゴ持ってきたのに~。写真のタマゴは人様の物であります。 妻のお気に入り地獄はこれ。なんでもちょっと赤い岩がグランドサークルっぽくて良いんだそうです。かなりのカブレですね。 小さな地獄もポコポコとお湯が噴出しています。 写真じゃわかりにくいので、例のごとく動画を撮ってみました。 オッさんは緑の森にモクモクと沸き立つ蒸気がお気に入り。すごい森に蒸気って非現実的で面白くないですか? まだまだ開発中のトレイルらしく、「整備してないけど行っていいよ」的な看板。秋田もそうでしたが、看板類がなかなかワイルドで面白いです。 「行っていいよ」と言われてもこれでは進めないですよねぇ。 マイナーな観光地ですがオッさんと妻としては星3つ。人も少ないし、タダだし、「すげ~熱湯が吹き出るから自己責任でまわってね」的な看板の通り、ワイルドさもグッドです。なんであんまり知られてないんですかねぇ。 お隣にある「間けつ泉」にも言ってみましたが、入場料400円とるということで素通りしました。サーカスじゃないんだから、ここでお金取るって、なんか違う感じなんですよね。それだったら国定公園に入る際に観光客は入園料取ればいいのに。もちろん営利主義ではなく自然保護費用として使ってもらうのが前提ですけど。 地図で見て鬼首観光道路でもドライブしようかと思いましたが、入ってみるとダートだし、途中が崩れていて通行止になっているということで断念。きっと林道コースなんでしょう。 しかし「鬼首」とか「地獄谷」とか恐ろしい名前ですよね。名前の由来を調べてみると、西暦800年前後まで遡る事になります。 日本史が嫌いな妻にもわかりやすく説明すると、 平安時代には青森・岩手・宮城・福島の地域を「陸奥(むつ)国」と呼んでいました。 陸奥は京都の中央政府である大和朝廷が平定できていない地域で、蝦夷(えみし)と呼ばれる土着の集団が中央政府に度々、戦いを挑むという混沌とした状況が続いていました。 中央政府は坂上田村麻呂を征夷大将軍、つまり蝦夷を征伐する将軍に任命し陸奥に派遣。いわゆる「蝦夷征伐」です。 当時、宮城周辺の首長であった大竹丸も坂上田村麻呂の軍勢と戦い、かなりの抵抗をみせたようです。大竹丸は強かったので朝廷軍から「鬼」と呼ばれたらしいです。 しかしながら多勢に無勢。大竹丸も現在の地獄谷のあたりで追いつめられたとのこと。 捕らえられた大竹丸は斬首。その首は遠くに飛び、岩に噛み付いて無念の声を上げたという伝説が残っています。 その岩のあるところを「鬼切部」よ呼び、現在の「鬼首」という地名になったそうです。 どこまでが史実でどこまでが伝説なのか・・・・。どちらにせよ怖い話ですね。今は素敵なリゾート地なんですけど。 さて、鬼首を後にして鳴子方面へ下りました。鳴子温泉の西側の鳴子峡へ。ここは紅葉がすごいキレイなんだそうですが、ちょいと時期が早かったですかね。 ここには素敵なトレイルがあるのですが、半分くらいが崖崩れで閉鎖中。ちょいと上流へ登る「大深沢遊歩道」をハイクしてみました。誰もいなくて貸切状態。紅葉の季節にもう一度来てみてもいいかもしれません。 鳴子峡を後にし、更に西へ移動。妻が企画した最後のイベントは公衆浴場「しんとろの湯」訪問です。 公衆浴場とはいえ大きな建物。入泉料も420円とリーズナブル。です。 その名の通りトロトロの粘り気のあるお湯。「温泉入りました~」って実感できるお湯で、妻も大喜びです。妻は昨晩1回しか鬼首温泉入ってませんけど、オッさんは昨晩2回、今朝1回と入ってますからこの入泉で4回目。お爺さんみたいですな。 さて、あとは仙台に戻るだけ。途中、道の駅でちょいと買い食いしながら戻りました。 東北小旅行、何が良いって、どこいっても空いてるってこと。ゴミゴミしたところが嫌いなオッさんと妻には快適です。 さて、次はどこの小旅行を企画してくれるんでしょうかね?楽しみです。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://