2013/04/10 Category : SESAME STREET BATHROBE ELMO 体調がすぐれない妻の熱はついに38度…。こんな状態で寝込んでます。と言うことで、妻を励ますためにバスローブ姿のエルモさん。APPLAUSE社製ですが年代不明です。どこから来たか?「妻のみぞ知る」です。早く良くなるといいですねぇ。ところで今日もREUTERSのニュースからスゴイ話。1909年の野球カードがGoldin Auctionsに出品され、過去最高の$2.1Millionで落札されたとのこと。1ドル100円として2億1千万円ですよ!コレクターという人種は興味が無い人からみたら変人でしょうねぇ。 なんでこんなに高値がつくのか、コレクターの端くれのオッさんとしては興味があるところです。まず、米国のBaseball Cardは非常にコレクターの裾野が広い分野であるということが背景にはあるでしょう。かなり以前からTrading Cardという交換を前提とした分野としてマーケットが確立してるっていのもあるでしょう。オッさんのようにGUMBYやらなんやらちゅう分野で2億円っていう額はあり得ませんからね。 そして今回のお品の希少価値が値を吊り上げたそうです。カードはHonus Wanger選手という方のもので、1890年代後半から1910年代までショートで活躍したピッツバーグ・パイレーツの選手です。首位打者8回、打点王5回、盗塁王5回の受賞歴を誇り、通算3415安打は歴代8位に輝いております。更に1936年に米国の野球殿堂が開設された時、最初の殿堂入り選手となった一人。 あだ名は”The Flying Duchman”。ペンシルバニア州のドイツ系移民”Pennsylvania Dutch”の家系だったからだそうです。英語の古語ではDutchはオランダではなくドイツを指していたんですって。 でもいくら100年前の有名選手のカードが希少だからと言って2億円とは・・・。 米国のBaseball Cardは1860年代から出てき始めていますが、1886年にタバコのパッケージに入れられるようになって大ブレイク。その後はキャンディー会社がオマケとして入れるようになって子供たちの間に広がっていきました。 Honus Wanger選手の時代は「ダバコ・カード」の時代。驚くべきはその希少性です。Wanger選手のカードはAmerican Tabacco Companyが1909年から1911年に出していたT206というセットに含まれていました。その特徴はなんと言っても市場に出回っている数が極端に少ないということ。コンディションが良いものは10枚も無いと言われています。 Wanger選手がタバコ嫌いで、タバコの宣伝のに使われるのを拒否して回収を命じたとか、契約でもつれたとかいろんな説がありますが、とにかく世に出た数そのものが少ないんだそうです。 ですから「伝説のカード」となったわけですが、それにしても印刷物に2億円出しますかねぇ・・・・。宝くじ当たったら、このカードを買ってみましょうかね。フフフ。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http:// PR