オッさんと妻はオアフではASTON WAIKIKI BANYANを定宿としていました。WAIKIKIの中心部から少し離れていて静かだし、1 BED ROOMの部屋も間取り的に悪くないし、内装もコテコテしていないし、駐車場は安いし。ビーチサイドのオーシャンビューのホテルより、BANYANの方が落ち着くんですよねぇ。
その夫婦が1948年に2階建て14室のThe Royal Grove HotelをWaikikiに開業。(現在も同名の小さなホテルがあるのですが、そちらはオーナー家族が経営する6階建てのビルディングなので、当時のホテルと同じものとは思えません。ASTONとも関係ないようですので、どこかの段階で現在のオーナーが名前だけ貰ったのではないかと思われます。)きっとそのホテルの評判が良かったのでしょう。ハワイが米国の50番目の州となった1959年にCleghorn Apartment Hotelという4階建てのホテルを開業。CleghornというのはPrincess Kaiulaniのお父さんの名前から取ったそうです。
1968年にはHotel Corporation of the Pacificという会社組織になり、1969年には360室の大型ホテルであるPacific Beach Hotelを開業。そして、ASTONのお家芸とも言える「コンドミニアムでホテルのサービス」という形態を始めて導入したKuhiolani Hotelをオープンするなど、事業を拡大していきます。
1986年に社名をASTON Hotel and Resortsとします。オッさんがハワイに登場し始めたのはこの頃ですから、オッさんとしてASTONという名前に馴染みがあるのは当然ということです。
オッさんと妻の不満・嘆き・怒りに恐れをなしたのでしょうか?2009年に社名をASTON Hotel and Resortsに戻しました。HPには創業60年を機に「象徴的なASTONブランドを復活し、戦略的な事業再構築に努力します」なんて書いてくれちゃってます。BANYANを愛するあまりの怒りだったんで、わかってくれればいいんですよ。