忍者ブログ

LIFE IS GOOD BLOG

Home > ブログ > M&M'S

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

M&M'S EUROPEAN OCCUPATION SET3 "PHOTOGRAPHER YELLOW" 2001

今日もオッさんのM&M’Sコーナーに埋没していた欧州のM&M’S OCCUPATIONシリーズ・トッパーより、Set3のうちの1つ、「カメラマンのイエローさん」にご登場していただくことにしました。







一見、「消防士かな」と思いましたが、ホースのように見えるのは望遠レンズ付きのカメラだと思われ、カメ小僧にありがちなきゃっキャップを被っていますので、「カメラマン」と認定させていただきました。



これでSet3は10種類のうち「アイスクリーム屋のグリーンさん」と「カメラマンのイエローさん」が揃ったことになります。まだコレクションケースの中を丁寧に探せば、お仲間がいるかもしれません。



今日はチョコレート・ブランドに関する米国と欧州の関係について語っちゃいましょう。



M&M’Sは米国で1941年に発売開始されて大ヒット商品となりしたが、欧州進出は少し遅く、欧州市場に広く認知され、市場が急拡大するのは1980年代中旬だったそうです。



You Tubeで珍しいフランス版のCMを見つけました。1996年に放映されたゴルチェ氏との共演バージョン。





ちなみに日本への進出は以外に遅く、1981年に中京地区でテスト販売、全国展開は1987年なんだそうです。オッさんが20歳の頃ですね。そう言えば、オッさんが子供の時にはM&M’Sなんか無く、明治の「マーブルチョコレート」でしたね。マーブルチョコレートの発売は1961年。チョコレートの配合や着色方法などが違うようなので別モノですが、M&M’Sにヒントを得て開発されたと考える方が普通でしょう。



一方、欧州発のチョコレート・ブランドと言えば英国のRowntree Mackintosh社が開発したKit Katです。米国ブランドだと思われがちですが、Rowntree Mackintosh社は1862年創業のイングランドのヨークに本社を置く老舗菓子メーカーなのです。



Kit-Katの登場はM&M’Sより6年早い1935年。当時の商品名はROWNTREE’S CHOCOLATE CRISPと言って大ヒット。ちょっと名前に個性が無いということで、1937年には商品名をKit Kat CHOCOLATE CRISPに変更しています。1949年にはチョコレート・クリスプの文字を商品名から消して、現在のKit Katとなったようです。



Kit Katは英国内で大ヒットし、1950年代にはオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、カナダなどの英国連邦各国でも市場を拡大していきます。



米国での展開は1970年代。米国の巨大チョコレート・メーカーであるHershey Foods Corporationとの提携し、ハーシーがKit Katブランドの製造販売を担いました。日本での展開は1972年で不二家との提携によるものです。



当時は「マッキントッシュのキットカット」ってCM流れてましたよね。個人的には後藤久美子ちゃんと宮沢りえちゃんのバージョンが印象に残ってますね。当時、二人とも12歳なんだそうです。





Rowntree Mackintosh社は1988年にNestle社に買収されましたので、現在は「ネスレ・キットカット」ってなっちゃってます。


年表形式でまとめておきましょう。


1935年  Kit Katのが英国で発売開始
1941年  M&M’Sが米国で発売開始
1961年  マーブル・チョコレートが日本で発売開始
1970年代 M&M’Sが欧州で市場拡大、Kit Katが米国で市場拡大
1972年  Kit Katが日本で発売開始
1987年  M&M’Sが日本で全国発売開始


今日も勉強になりました。オッさんと妻はプチ・ダイエット中だからチョコは我慢しなくちゃなりませんけどね。

©2011-2015 GUMBYDREAM
にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカン雑貨へ にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカンコレクティブルへ
Created with flickr badge.

拍手

PR

M&M'S EUROPEAN OCCUPATION SET3 "ICE CREAM STAND PLAIN GREEN" 2001

今週の東京は気温は高くないものの湿度が高くて不快指数が高めな毎日。こんな日はアイスクリームでも食べてヒヤっとしたいものですが、オッさんも妻もプチ・ダイエット中ですから間食やデザートを食べるわけにはいきません・・・。



ってことで、今日はオッさんと妻が我慢しているアイスクリーム関係者にご登場いただきます。





M&M'Sのグリーンさん。アイスクリーム・スタンドでアイスを売っているちゅう設定でしょうか?



2001年のプロダクトですが、米国サイトで調べてもなかなか素性がわかりません。で、グローバルに検索してみると、ようやく彼女が誰だかが判明しました。いやぁ、手間がかかる奴ですね。



このトッパーは、ヨーロピアン・バージョンなんだそうです。多分、ハワイか中西部のアンティークショップからいらっしゃったはずなのですが、米国ではリリースされていないとのこと。欧州→米国→日本と旅をすることになるとは思わなかったでしょうね。



これはOCCUPATIONシリーズ、つまり「職業シリーズ」というプロダクトで、このシリーズの構成がものすごいんです。シリーズは3SETの構成で、SET1が10種類、SET2が10種類、SET3が10種類と合計30種類からなるトッパー・シリーズ。



よくよくオッさんのM&M'Sコーナーを観察してみると、シリーズの方々が何体かいらっしゃいます。全く気づきませんでしたね。今日は大変勉強になりました。



このアイスクリーム屋さんはSET3の10種類のうちの1つということが確認されました。



ちゃんとセット毎にまとめておかないといけませんね。で、いらっしゃらない方を記録しておいて、アンティークショップで見つけたら連れて帰ってこなくてはなりません。しかし全30種類。しかもヨーロピアン・バージョン・・・・。



ん?欧州に進出しなくてはならないのでしょうか?



まぁ、そんな余裕も無いので米国内でコツコツと探すことにいたしましょう。



©MARS Inc. 2001
©2011-2015 GUMBYDREAM
にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカン雑貨へ にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカンコレクティブルへ
Created with flickr badge.

拍手

M&M'S GREEN ON TENDER / 2005 Christmas Train Topper

フェニックスのアンティークショップからいらっしゃったM&M’Sのグリーンさんです。2005年のクリスマスシーズンのトッパーとなります。





このシリーズは全4種類。機関車はレッドさん、貨物に寝そべるブルーさん、客車に座るイエローさん、そしてこのグリーンさんというラインナップとなります。



このグリーンさんが乗っている車両は、蒸気機関車の後ろに連結されている石炭と水を入れておく車両です。英語ではTenderと言い、日本語では炭水車と呼ぶそうです。あまり気にした事がありませんでしたが、そういえば、蒸気機関車と言えば必ずこの石炭を積んだ車両が付いてますよね。



このTenderという車両ですが、昔の写真なんかを見ると、必ず石炭かテンコ盛り。素人のオッさんは「へぇ~蒸気機関車ってスゲ~たくさんの石炭を使うんだ」と思っていたのですが、どうやらそうではないようです。



Tender車両には大きな水のタンクがあって、車両のほとんどには水が積まれているんだそうです。その水のタンクの上に石炭を積むスペースがあるとの事。テンコ盛りに見えるのは、水のタンクの上に石炭が置いてあるから、テンコ盛りに見えるだけなんですって。勉強になりました。



ですからこのグリーンさんは、一見、石炭の山の上に座っているように見えますが、正確に言えば、「水のタンクの上に置いてある石炭の上に座っている」ちゅうことになります。



蒸気機関車って石炭の熱で水を蒸気に変えて、蒸気の力で動くわけですが、Tenderの大きさには色々な種類があるものの、満タンで走れたのは100Kmくらいだったそうです。石炭は十分なんだそうですが、水が無くなっちゃうんだとか・・・・。だから昔の駅には給水塔があって、チョコチョコ水をTenderに給水しながら進むんだそうです。石炭は十分なので、車庫に帰って積んでたとのこと。



2012年のGWに訪れたニューメキシコ州Alamogordoにも大きな給水塔がありましたね。1989年にEl Paso Northeastern Railroadが交通の要衝として駅を作ったことにより設立された街ですから、機関車に給水するための大きな給水塔は街のシンボルなんでしょう。



ところで、今日は妻と"We Bought a Zoo"を観ました。邦題は「ボクたちは動物園を買ったよ」ではなく、「幸せへのキセキ」です。まぁ配給会社の気持ちはわからないではないですが、これでは何の映画かさっぱりわかりませんね。





マッド・デイモン好きな妻が録っておいた映画です。これが何とも素晴らしい映画で・・・。



マッド・デイモンの演じるベンジャミン・ミーは実在の人物で、原作も彼が書いている実話です。原作は"We Bought a Zoo; The Amazing True Story of a Young Family, a broken Down Zoo, and the 200 Wild Animals That Change Their Live Forever"と言うそうです。和訳されてたら読んでみたいですね。



観終わった後に妻が「南カルフォルニアに行くわよ」と言うので、実在の動物園を探したところ・・・・・、劇中では南カルフォルニアのRosemoor Wildlife Parkという事になっていますが、実話はイングランド南西部のDartmoorという街にあるDartmoor Zoological Parkという所なんだそうです。





イングランドかぁ。ちょっと行く予定が無いところですねぇ。まぁ、もし、行く機会があったら訪れてみようかとは思います。

©2011-2015 GUMBYDREAM
にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカン雑貨へ にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカンコレクティブルへ
Created with flickr badge.

拍手

M&M'S GREEN HANDY DISPENCER 1991

今回の旅行で来日されたわけではないのですが、昨日ご紹介したレッドさんと同じシリーズを持っていたので、せっかくだから一緒にご紹介しておこうと思います。





1991年製グリーンさんのハンディタイプ・ディスペンサー。どうしてもこの1991年のシリーズがどんなラインナップだか知りたくて、色々と調べてみたところ、ようやく実態を把握しました。



1991年製のハンディタイプのディスペンサーはベーシックなもので全5色の2タイプで合計10種類です。その他に花を持っていたり、多少のコスプレをしているヴァージョンもあるようです。



色は1991年時点でのチョコのカラー・バリエーションであるレッド・グリーン・イエロー・オレンジ・ブラウン。以前にも書きました通り、M&M’Sのカラー・バリエーションは発売以来、ちょこちょこと変わっています。面白いからオッさんなりに各年代にを解説してみましょう。


◆創世記(1941年~1948年)
発売開始からの8年間。オリジナル・メンバーの古き良き時代。 ラインナップはブラウン・イエロー・グリーン・レッド・バイオレット。

◆5色安定時代(1948年~1976年)
28年間におよぶ長期政権。安定した5色で消費者に浸透した時代。残念ながらオリジナルメンバーのバイオレットはタン(小麦色)に取って変わられた。ラインナップはブラウン・イエロー・グリーン・レッド・タン

◆レッド不遇時代(1976年~1987年)
レッドが失脚して新色のオレンジに席を奪われた11年間の混迷期。レッドは野に下り再起を図る時期を虎視眈々と狙う日々を送っていた。ラインナップはブラウン・イエロー・グリーン・タン・オレンジ 

◆第1次6色時代(1987年~1995年)
レッドが復帰するが席を譲る者が出なかったため6色体制となった8年間。レッドはオレンジを失脚させようと画策するが、オレンジはしっかりと地盤を固めていたので不発に終わった。ラインナップはブラウン・イエロー・グリーン・レッド・タン・オレンジ。

◆第2次6色時代(1995年~20011年)
長らく対立していたレッドとオレンジが和解。両者が連携して追い落としに入ったのが発売以来のメンバーのタン。不動のブラウンがいるのに、ほぼ同色系のタンが長期に渡って政権入りしていることに疑問を持つ者が多かったのも追い風となった。しかし不動のブラウン・イエロー・グリーンはレッド・オレンジの台頭を牽制するため、5色体制とはせず、新たにブルーを迎えて6色体制とした。これに反発したレッド・オレンジは同年から展開を始めたSpokescandiesのメンバーにブルーの参加を認める代わりに、不動のブラウンを外す事を仕込んだ。


◆6色完全和解時代(2011年~現在)
色のラインナップは1995年からのメンバーで変わりはないが、Spokescandiesのメンバーにブラウンが加わる事が決定。これで色のラインナップとSpokescandiesのメンバーが同じという状況となった。レッド・オレンジと不動のブラウン・イエロー・グリーンの水面下での対立も、時を重ねるごとに融和が図られ、6色で長期政権を維持していこという目線合わせができたことの成果と思われる。





以上はオッさんの勝手な妄想ですので、M&M’Sの公式な歴史ではありません。念のため。



さて、話をプロダクトに戻すことにしましょう。2タイプというのは、丸型と玉子型。丸型はM&M’Sチョコレートの”Plain”タイプ、玉子型は”Peanut”タイプのようです。



Spokescandies登場以降とは違って、色が違っても顔の表情やポージングは全く同じです。たぶん、同じ金型なんでしょうね。



オッさんのコレクションはこれまでご紹介してきたとおり、Plainタイプ2種(レッド・グリーン)、Penutタイプ1種(ブラウン)。全てを集めるにはあと17種類の方々に出会わなければなりません。楽しみですねぇ。フフフ。とりあえず今、我が家にいらっしゃる方々で記念写真を撮っておきましょう。



©MARS, INC 1991

©2011-2015 GUMBYDREAM
にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカン雑貨へ にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカンコレクティブルへ
Created with flickr badge.

拍手

M&M'S RED 1991

フェニックスのアンティークショップからいらっしゃったM&M'Sのレッドさんです。1991年製でハンディタイプのディスペンサーとなります。




1991年のこのシリーズは各色あるみたいですね。以前にご紹介したブラウンさんもお仲間と思われます。



1995年に登場したThe Five Spokescandiesの前のプロダクトですから、各キャラクターの設定があいまいな頃です。でも1995年以前の顔も色々とあって楽しいと思いますけどね。Spokescandiesはこちら。ね?昔の方が楽しいと思いませんか?





さて、今日もRAMADAの続きです。



1953年に設立されたRamada Inns, Inc.は1960年代から1970年代にかけて急速に成長します。1976年には650ものホテルを展開するようになり、1970年代の後半にはHoliday Innに続き全米2位のホテルチェーンとなりました。そしてヨーロッパを初めとする世界各国にも進出していきます。



創業者のイザベルさんは1970年までCEOを務めていたみたいですね。その後は息子のウィリアム氏が1981年までCEOを務めています。



またまた米国の企業なありがちなストーリーではありますが、1989年にRAMADAのホテル部門は香港のNew World Development Companyというところに売却されます。RAMADAグループにあったラスベガスのトロピカーナを中心とするカジノ部門はRAMADA傘下で独立してAztar Corporationとなりますが、1990年代にCendant Corporationというところに売られてしまいます。



1981年時点のCEOが創業者一族だったのかどうかはわかりませんが、まぁ、創業者一族を中心とした株主さんたちが育てた会社をCASHに変えたということでしょう。



そして現在はWyndham Worldwideの傘下で運営されていて、価格とサービスによって様々なRAMADAブランドを展開しています。


Ramada Limited
Ramada Inn / Ramada Inn & Suites / Ramada Suites
Ramada Hotel / Ramada Hotel & Suites / Ramada Hotel & Resort
Ramada Plaza
Ramada Resorts



MARS INC, 1991
©2011-2015 GUMBYDREAM
にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカン雑貨へ にほんブログ村 雑貨ブログ アメリカンコレクティブルへ
Created with flickr badge.

拍手

PAGE TOP