2015/05/24 Category : Advertising Character FEDERAL "JOHN DEERE" Milk Glass 1960-1970s 今日のご紹介はJOHN DEEREのミルク・グラス・マグです。これもApache JunctionのPATTERNS OF THE PAST ANTIQUE MALLで見つけてきました。JOHN DEEREのアドバタイジング・マグですが販売店さんの名前が入っています。きっと販売店さんがお得意さんに配ったんでしょうね。このP.C.McLEOD & SON FARM SUPPLY LIMITEDという会社を検索したらヒットしました。米国モンタナ州の北に位置するカナダのサスカチュワン州RADVILLEとう小さな町にその会社はありました。農機具などを販売されているようで、現在でもご商売を続けられているようで何よりです。さて、このミルク・グラスはどのメーカーの物か?ということで底の刻印を見てみましょう。"F"の文字はFire Kingの"F"ではなく、Federal Glass Companyの"F"です。ミルク・グラス初心者はこの"F"を見てFire Kingと勘違いする人も多いとか。では年代はいつ頃の物でしょうか?刻印には"USA"の文字と"19"の文字しか入っていません。Fire Kingの場合はシンボルマークの形などによって年代がわかるようなのですが、Federalの場合は一貫してこのシンボルマークですので、刻印から年代を識別する事ができません。しかしながらFederal Glass Companyは1900年創業で1979年に廃業している会社。60年代から70年代にかけてキャラクター・プリントやアドバタイジング物が多く作られていたという事から推察すれば1960~1970年代のプロダクトと推察されます。更にプリントされているJOHN DEEREのロゴからも見てみましょう。JOHN DEEREのロゴは創業の1876年から様々な変化を遂げています。1956~1968年に使われていたロゴはこちら。囲み線の角が丸く、鹿のイラストも4本の脚がわかるようにで描かれています。これはこのマグのロゴと違いますね。1968~1999年まで使われていたロゴはこちら。囲み線お角がシャープになり、鹿のイラストの脚は単純化されてます。まさにこのマグのロゴと同じです。つまり、「JOHN DEEREのロゴから見て1968年以降のプロダクト」で、「Federal Glass Companyが廃業する1979年以前のプロダクト」という事になるわけで、1968~1979年の11年間の間に作られた物ということが判明したわけです。まぁほぼ70年代って感じですかね。オッさんと妻はFire Kingなどのミルク・グラスのカテゴリーには手を出していませんが、気に入ったマグがアンティーク・モールにあれば買ってきたりします。現在所有しているのはLas Vegasと書かれた当時の観光土産用のFederal社製マグと、以前にご紹介した製造メーカー不明のAVISのマグ。このJOHN DEEREで3点目。今後もマグに何十ドルも出す気にはなりませんので、安くてカッコ良いものがあれば買ってみるというスタンスを継続し、いたずらに増えないようにしたいと思います。さて、先週の出張ネタ。昼飯時に通りかかった岩手県遠野市で訪れたのが「遠野食肉センター」さん。実は遠野名物はジンギスカンなんです。昔、羊の畜産が盛んだった名残なんだそうですが、現在は羊を育てている方はおらず輸入品。でもさっぱりしてて美味しかったですよ。ビールを飲めれば最高だったんですけどねぇ。その翌日、山形の会合でお土産にいただいてきたのが魚卵セット。さっそく家に持って帰りタッパーに詰め替えたのがこちら。たらこと筋子。しかも大量。魚卵好きな妻があれやこれやと使い方を考えるそうです。しばらくは魚卵祭りですね。通風になんない程度に食べたいと思います。土日のゴルフの仕事も何とか終了。ちょっとゆっくり休みたいもんです。FEDERALUSA$13.99 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http:// PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword