2013/11/14 Category : BEAR U.S AIRWAYS BEAR 2007 アメリカン航空とU.Sエアウェイズの合併について、一部の発着枠を返上するという内容で米国司法省と和解したというニュースが流れましたね。これで事実上、合併が承認されたということでしょう。我が家にこの件の関係者がいるかと探したところ・・・・ 一見、誰だかわからないかもしれませんが、今年の夏にホノルル空港で見つけたU.S AIRWAYSさんです。2007年のDARON WORLDWIDE TRADING 社製。 他のベアさんのように胸にロゴの刺繍はなく、足の裏に付いているというバージョンですので、正面から見るとただの紺色のベアさんにしか見られないのが悩みだそうです。 背中にはしっかりとU.S AIRWAYSのロゴがありますよ。 しかしオッさんはU.S AIRWAYSに乗った記憶が無いのですが、なぜ、U.S AIRWAYSさんが我が家にいるのでしょう? ベアさん担当の妻に質問したところ、「その昔にサンフランシスコからラスベガスまでAmerica Westに乗ったじゃない?America WestはU.S AIRWAYSになったんで、我が家へU.S AIRWAYSさんに来てもらったのよ」とかなりマニアックな回答がありました。 たしかにアリゾナ州テンピに本拠地を置き、フェニックスとラスベガスをハブとしていたAmerica West Airlinesが2005年にU.S AIRWAYSを吸収合併。吸収した側だったAmerica Westですが、社名はブランド力のあったU.S AIRWAYSにしたようです。 しかしながら本社はテンピですし、レターコードもU.S AIRWAYSのUSAではなく、America WestのAWEを使い続けてます。さらにコールサインはCACTUSつまり「サボテン」のままなんだそうです。 この合併で世界一大きな航空会社となるという記事が出ていますが、売上なのでしょうか?旅客数なのでしょうか?それとも飛行距離なのでしょうか? 調べてみたところ、どうやら航空業界の規模比較をする際は、RPK(Revenue Passenger Kilometers)という指標で見るのが一般的なようです。 RPKは「有償旅客キロ」と訳され、有償総旅客数×フライト距離で計算されます。「お金を払ったお客さんが延べ何キロのフライトをしたか?」ということですね。 飛行機の保有機材規模だと国内線の会社が大きく見えてしまいますし、定期運航便のフライト距離だけだと空席率とか加味されませんよね。ASK(Available Seat Kilometers)つまり、「座席キロ」という指標もありますが、これも空席率を加味していません。 ということで、「実際にお金を払った乗客の飛行距離」であるRPKを使えば、保有機材数(座席数)やフライト距離、空席率も総合的に判断され、その航空会社がどれだけの売上規模があるのかが想定できるというものなんです。 マニアックなお勉強をしたとこで、今日はこのへんにしておきましょう。明日は「American Airlineベアさん」となることを予告しておきましょう。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http:// PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword