一方、「連邦法」というのは英語で”Federal Law”と呼びますが、米国全州に適用されます。ただし、連邦法で定められるのは諸外国との通商関係、著作関係、破産関係というように限定されているのが特徴です。 連邦法というのはUnited States Codeと呼ばれる50編からなる合衆国法典にまとめられているそうです。
連邦破産法というのは”Bankruptcy Code”と呼ばれるもので合衆国法典の11編に書かれています。Chapter1~Chapter15から成り、日本語では第〇〇章なんて呼ばれますね。よくニュースに出てくるのは企業の再生を前提とした破産手続きであるChapter11。今回はChapter9ということで調べてみると”Debt Adjustment of a Municipality”つまり地方公共団体の債務整理ということ。