ハワイ全土は言わずと知れた米国ハワイ州。その歴史はカメハメハ大王がKingdom of Hawai’iつまり「ハワイ王国」を建国した1795年に遡ります。
ここに書いてあるUA MAU KE EA OKA ‘AINA I KA PONOというハワイ語の言葉は、現在のハワイ州の終章に至るまで、必ず国・州のモットーとして書かれているものです。英語訳は”The life of the land is perpetuated in rightenousness”となっており、直訳すると「この地での生活は正義により永続されるものである」ということですね。
さて、先日の警官ガンビーさんの時はホノルル警察について書きましたので、今日はホノルル消防について書くとしましょう。オアフ島の消防組織は警察と同様、City and County of Honoluluという行政組織の中にあるHonolulu Fire Departmentという一部門です。「ホノルル市およびホノルル郡の消防部門」ちゅうことですね。略してHFDと呼ばれています。
Central Fire Stationの建設は1896年。後に1899年にMakiki Fire Station、1901年にPalama Fire Stationと建設が続いていきます。当時の建築はRichardsonian Romanesque様式という建造物だっそうですが、現存するCentral Fire Stationは1934年に建て直したArt Deco風Hawaii Regional様式なんだそうです。
Makiki Fire Stationも1929年に建て直しちゃいましたので、現存する最古の消防署は1901年設立のPalama Fire Station。ここはKalihi Palama Areaと言ってダウンタウンから少し空港側に行ったH1周辺の地区。美味しいお店はあるようですが、観光客が足を踏み入れるエリアでは無いということですので、ストリート・ビューで探索です。