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2014 Summer Vacation in Utah "Day7"

さて、そろそろ北上してSalt Lake Cityの方に戻っていかなければ帰国できません。妻もこの帰りのルートだけは悩んでおり、次の宿泊地まで3つのルートからオッさんが選ぶことになりました。



1つ目のルートは来た道を戻るルート。これは論外ですね。



2つ目のルートは基本的に来た道なのですが、半分くらいは違う道を通って帰るルート。これもいまいち。



3つ目はなんと、ユタ州西端からネバダ州に出て、ネバダ州を北上するルート。コレに決まってるじゃぁないですか。



まずZionを通るUT-9を通りI-15へ一度入ります。I-15をちょっとだけ走った後、UT-56を西に走ります。まだユタ州ですね。









砂漠に低い潅木が延々と生えているエリアを突き進みます。







このUT-56を走り続けると何にもないところに唐突に”Welcoe to Nevada"の看板が。そうです、この何にも無いところが州境なのです。







反対側を見ると”Welcome to Utah"の看板がちゃんとあります。







同じ道路なのですが、ここからはNV-319、ネバダ州道となります。







このNV-319が西の果てで突き当たったら右折してUS-93を北上。ついに針路が北を向きました。







ネバダ州に入ったからといって、これといって景色が変わるわけではありません。砂漠に低い潅木という地帯がひたすら続きます。







この道路、ネバダのScenic Bywayらしいのですが、何を見て楽しめと言うのでしょう?砂漠のドライブが好きなオッさんと妻以外には評価されないような気がします。







何にもなくて退屈ですが、お腹は空いてきます。しかしながら街なんか無いですし、人の気配すらないところですから我慢するしかありません。まぁ非常食としてポテチとか水とかは積んでますから大丈夫ですけどね。



ようやくみつけた小さな街で昼食を取る事に。ガソリンスタンドとファストフードしかない街ですから、選択しはマクドナルド、サブウェイ、アービーズの3つです。迷わず今まで入ったことの無いアービーズを選択。






オッさんはローストビーフのサンド、妻はターキーのサンド。初めて入りましたがなかなか美味しいじゃないですか。







再びUS-93を北上。相変わらず景色は代わり映えしません。オッさんと妻は北米の何にもない道をさんざん走ってきましたが、何にも無くて長い道はこのUS-93がNo.1だという結論に至りました。







さんざん走ってきたら雲行きが怪しくなってスコール。砂漠でもゲリラ豪雨ってあるんですね。ハイク中にこんな雨が来たら危険です。普段は乾いた砂漠でも鉄砲水や土石流が押し寄せるリスクがありますからね。







小高い山を越えたら一転快晴。しかも緑の潅木が少なくなって砂漠っぽくなってきました。きっとさっき越えた山が雲を止めちゃうんでしょうね。







今日の目的地のWendoverという街に到着です。街の外れには”Wendover Will"さんが出迎えてくれます。良く見るとWillさんはかなりのブサイクです。








ここはネバダ州とユタ州の州境の街。今日はカジノ好きな妻がネバダ側のカジノホテル”NUGGET"を予約しています。







とりあえずチェックイン。ここで事件発生。予約した部屋はバスタブ付きのデラックス・ルームなのですが、通された部屋はこの通りシャワーしかついていません。








クレーム処理係のオッさんがフロントに掛け合いますが、あれがデラックス・ルームだとの一点張り。妻の口が尖がって、アゴがシャクレてきています。これは妻が怒っている時のサイン。でも窓からの景色も砂漠っぽくて良く、プールも近いので何とか納得することにしました。







ホテルの駐車場には何やらレトロなアメ車が勢揃い。週末に塩平原でレースがあるので集まってきているようです。オーナーらしき人はほとんどの方が太った白人の初老の方々。カジノもやらずに車のヨコで車談議に花を咲かせながらビール飲んでます。好きなんですね~。







NUGGETに納得いかない妻、カジノと食事はお隣のMONTEGO BAYに行くとのこと。軽くスロットをこなした後はバフェ。店の色彩はムチャクチャですが、お味はまぁまぁでした。










ソフトクリームマシンもあり、妻のアゴもシャクレが直ってきました。スロットにソフトクリームマシーンがあれば笑顔が戻るようです。



2~3時間スロットを楽しみましたがオッさんは大敗。妻はオッさんがプレゼントした$20を元手に$26まで増やしたようです。妻は¢1台専門ですから、このようにチマチマ遊ぶのが好きなのです。妻が勝ったのはラフリンでドリーバートンさんの台で勝って以来じゃないでしょうか?



スロットを堪能し部屋に戻ると再び事件。部屋の鍵が開きません。再びオッさんがフロントにクレームしに行くと、フロントの中で何やら議論が始まりました。どうやらオッさん達と同じ姓の日本人がチェックインしたらしく、混同したと言ってます。



で、結果的にはやはりフロントが部屋を間違えたとのこと。こうゆう時でもなかなか謝らないのはアメリカ人の悪いところですね。だいたいこの街で日本人、しかも同じ姓の人がチェックインしているとは思えませんよ。



最初のクレームで「あの部屋はデラックス・ルームだ」と言い張ったオバちゃんも気まずそうで、こちらの機嫌をとるような態度ですが、妻は鬼の形相。日本語で汚い言葉をつぶやいています。



部屋を代えてもらいました。というか、予約どおりの部屋に通してもらいましたというのが正解。やっぱりデラックス、部屋が広いですね。







バスタブもちゃんとあります。







ということで、このNUGGETの評価は「二度と来るもんかクソ野郎」という最低ランク。まぁレースがあってユタ側のモーテルや他のカジノホテルが取れなかったからしょうがないんですけどね。



今日のドライブや約600Km。色々とありましたが無事に到着してオッさんはちょっとホッとしました。今のところ持病の腰痛も出ておらず問題ありません。明日も張り切っていきましょう。

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2014 Summer Vacation in Utah " Day6"

Drive & Hike の旅も6日目。今日の朝はZion Lodge。すがすがしいですねぇ。朝起きていきなりZionの岩がドーンとあると、「いやぁ~旅してるなぁ~」って思っちゃいます。







今日はシャトルに乗ってハイクするポイントまで連れて行ってもらいます。パーク内にはこの無料シャトルが5分おきくらいに走っていて非常に便利。いちいち車で移動したり駐車場を探さなくて良いですからね。







連れて行ってもらったのはTemple of Sinawavaというポイント。National Parkの中心からやや西よりのポイントですが、シャトルで行けるのはここまで。つまり普通に行くと最深部ってことです。



ここからRiverside Walkというトレイルを進みます。呼んで字のごとく、川沿いを歩くトレイル。川を上流に向かってあるくのですが、かなりフラットですし、道も整備されていますので、なんてことはありません。







Zionは2回目というオッさんと妻の目的は、このEasyなトレイルを歩く事ではありません。今回の企画は「渓流ハイク」。そうです、このThe Narrowsという川というか渓流をどんどん上流に登っていこうという企画なのです。



Riverside Walkの終点からはアドベンチャー。まずは簡単な川登り。この辺りだと興味本位で登る軽装のファミリーなんかもウジャウジャしていて賑わってます。







しばらくは浅瀬。登る人、下る人でけっこう混雑しています。







川岸がある部分は川岸を歩きます。川の中より歩きやすいですけど、石がゴロゴロしていて滑りやすく、決して楽なハイクではありません。







しばらく行くと川岸の無い幅の狭いエリアに突入です。水深は膝上くらい、深いところだと太ももくらいまで。流れが穏やかなので何とか前には進めます。上の景色も見たいし、足元も気になるし、大忙しです。







上流から帰ってきたファミリーと出会いました。小さな子供もこれだったら楽勝ですね。大ウケしちゃいました。







更に上流に行くと両岸の崖が迫ってくるように立ちはだかります。







川岸も左岸、右岸と交互にありますので、その都度、川を横切るために川の中を歩くという繰り返し。







遠くに高い岩山が見えてくるとダイナミックな光景になります。いやぁ圧巻。










川幅が多少広くなると歩きやすいのですが、延々どこまで歩いてよいのかわからなくなってしまいます。1時間30分ほど歩いたところで折り返すことにしました。あまり奥まで行って帰れないなんてシャレになりませんからね。





あとは来た道を戻ります。帰りも1時間30分はかかりますから、往復3時間くらいは歩いてたことになりますね。まぁゆっくりですから距離はたいしたこと無いと思いますけど。



オッさんと妻はこの川に入るために、ちゃんとウォーキング用のサンダルを持参してきました。なぜなら前回の訪問時、妻がスニーカーで川に入ったら靴底の接着剤が取れてカパカパになっちゃった事件というのがありましたから。オッさんのサンダルとリスさんの2ショットを撮っておきました。







せっかくですからリスさんのお食事風景も。リスの写真を撮ってるのは明らかに海外からのツーリスト。米国人は見向きもしません。アジア人も撮りますが欧州人もけっこう喜んで撮ってます。







帰りもシャトルに乗りましたが、ロッジに向かう途中のBig Bendというポイントで下車。







ここの風景がオッさん的には"THE ZION"じゃないかと思います。







シャトルと一緒に撮っても絵になりますねぇ。







再びシャトルに乗ってロッジまで帰ります。遅い昼食になりましたがホットドッグとダイエットコーラ。運動の後はどんなジャンク・フードでも美味しく感じるもんです。







1泊お世話になったロッジにも「さようなら」のご挨拶。妻はZIONを愛していますから、またお世話になることもあるでしょう。







今日の宿泊はNational Parkからちょっと外に出たSpringdaleという街。この街で一番人気のホテル、Desert Pearl Innに宿泊です。これもツアコン妻のセレクション。いったい、どうやって情報を集めてるんでしょうか・・・?







さすが人気のホテル。部屋は広々として内装もいい感じです。







ミニキッチンも着いてます。冷蔵庫、レンジ、トースターもありますから長期滞在もOKですね。それぞれこだわりぬいた備品って感じでホテル側のやる気が感じられます。







バスルームも広々。当然、妻はバスタブのあるホテルしか選びません。







バルコニーも広々。しかもコンセントが外にありますので、オッさんは今、このチェアに座ってPCつないでブログ書いているところです。







さて、妻がこのホテルを選んだのは、この素敵な部屋だけが理由ということではありません。妻が選んだ最高の演出はこれ。







ダーン!大好きな赤い岩山を見ながらのプール!もう最高です。あんまり素敵すぎましたので18時くらいまでずっとプールにいました。



更にジャグジーもドーン!もはや露天風呂状態です。







19時頃になりましたので、付近のお店に食事に行こうと部屋を出たら、こんなカワイイ車を発見。JOHN DEEREのバギーですね。







シートのロゴも可愛らしい。いいですねぇ。







今日の夕食はホテルの近くにあるPioneer Restaurant。コテコテな感じがきらいじゃありません。







オッさんは地ビール。調子にのって2杯いただきました。







オッさんのリブ・アイ・ステーキと妻のサーモン。ロッジではなかなこうゆうもの食べれませんから、パークの外で泊まるっていうのも意味ありますね。







21時近くになっても薄っすら明るく、岩山に白い月が映えます。







さて、明日はロングドライブ。ぐっすり寝て明日に備えることにしましょう。
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2014 Summer Vacation in Utah "Day5 #2"

さて、5日目の後半の出来事を書いていきましょう。



昨日はUT-12からUS-89に入ったところまで書きました。このUS-89というのもScenic Byway。絶景道路です。







途中の道でカッコ良いシボレー・トラックを見つけましたのでパチリ。いつかはレストアして乗ってみたいもんです。妻に言わせると「エンジンは燃費の良いカローラかなんかのエンジンに積み替えてね」だとか。まぁそれもアリっすかね?







UT-89を南下し、Mt.Carmel Junctionというところで右折してUT-9を西に向かいます。そうです、ここから12マイルのところにあるZion National Parkが今日の目的地。







UT-9を進んでいくとZion National Parkの看板が!2006年に訪問して以来、2度目の訪問となるZion。何を隠そう、妻は数あるNational Parkの中でも「Zionが一番好き」というZionファンですので、この辺りから妻が妙なテンションになってきました。







ゲートで$25の7Daysパスを購入してパーク内へ。Bryce Canyonでもチケットを買いましたが、別々の公園ですから再び買わなくてはならないのです。







前回訪れた時は西側のゲートからのアプローチでしたが、今回は東側ゲートからの入園。前回に通ってない道ですから新鮮ですね。



ゲートからVisitor Centerまで12マイルのドライブ。この道はZion-Mount Carmel Highwayと言ってすごい絶景の道路なんです。言葉や写真では伝えにくいですが、ビッグ・サンダー・マウンテンが延々12マイル、つまり20Km弱続くと思っていただければ良いと思います。



まずドーンと見えてくるのがCheckerboard Mesa。どちらかと言うと白っぽい岩ですね。







最初の方は白っぽい岩の間を通り抜けるドライブです。



しばらく行くと長いトンネルがあるのですが、妻の調べによると、その手前に良いトレイルがあるとの事。さっそく駐車して”Canyon Overlook Trailに挑戦することにしました。







このトレイルは片道1マイル、つまり往復3.2Kmという短いトレイル。しかしながらアップダウンがありますので、汗、ぐっしょりになっちゃいます。



手すりが付いているとはいえ、なかなかの崖っぷちトレイル。高所恐怖症なんて言ってられません。







中にはこんなところも・・・・。でも小さな子供も歩いてますから"EASY"ってことなんでしょう。







トレイルの右手にそびえ立つのはEast Templeという岩山。これも白っぽい感じですね。







で、トレイルの終点のポイントに到着。ここからはZionの岩山を一望できるとのこと。写真では伝わりにくいですが、すごい高さの断崖絶壁なんです。







写真では伝わらないと思いましたので、念のため動画も撮っておきました。これで伝わるかな?







トレイルを楽しんだあとは車に戻ってVisitor Centerを目指します。だんだんと岩が茶色くなってきました。







Visitor Centerに寄ったのはこのチケットを受け取るため。今日の宿泊はパーク内のZion Lodgeというところなのですが、そこに行くにはパーク内のシャトルしか通れない道を通過する必要があるのです。この赤いカードを持っていればロッジまでは行けるという仕組み。







本来はロッジに予約を入れると、自宅にこのカードが送られてくるはずなのですが、妻が仙台の家で待てども待てども便りが来ず、Visiter Centerまで取りに行ったというわけです。



シャトルしか入れないパーク内を北へ向かう道路に入ります。おぉ2006年の記憶が蘇えってきますねぇ。







Zion Lodgeはこんな感じ。妻が最も大好きなロッジで、米国でも人気の高いロッジですから、夏のハイシーズンに予約を入れるのは至難の業。ツアコン妻、かなり力を入れて予約したに違いありません。なんでも最後の一部屋をギリギリで押さえたとか言っておりました。







部屋の中も「ロッジ!」という感じで良いのです。







テーブルセットやスタンドも落ち着いてますね。







バスルームはシンプルですが、可愛い動物のタイルが付いています。







部屋からバルコニーに出てみると、さっそくシカさんが挨拶してくれました。ただちょっとヤセていて大丈夫かな?という感じですが・・・。







そんなこんなしているうちに18時。20時までは明るいですから時間の感覚が無くなりますが、腹時計はしっかりしています。お腹空きました。



レストランは予約が必要で遅くまで待ってられないし、以前に来た時にそれほど美味しいとは思わなかったので、今日の夕食は簡単にすることにしました。簡単と言ってもボリュームありますけどね。ハイキング後に岩山を見ながらのビール、最高です。







妻はなぜか「帝王ジャック・ニクラウス」のレモネード。ゴルフが嫌いな妻が帝王ジャック印のレモネードを飲むなんて・・・笑えます。多分、本人はこのオッさんが誰だかしらないでしょうけどね。







20時近くになるとようやく陽が傾いてきます。岩山が赤くそまるこの時間帯、いいんですよね。







陽が暮れるとロッジの前の芝生にシカさんたちが集まってきます。今日は親子連れのシカさんが搭乗、お母さんのおっぱいを飲んでいます。







さて、明日もZionを堪能しまくることにしましょう。



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2014 Summer Vacation in Utah "Day5 #1"

今日は5日目。雲がちらほらとありますが、まぁ「晴れ」と言っても良いでしょう。ここからは雨の予報も無いので天気の心配はいらなさそうです。



ここも一泊ですからチェックアウト。朝食付きではないので朝食はホテルの隣にあるCanyon Dinerというファスト・フードっぽいお店でいただくことにしました。







オッさんは巨大なパンケーキ、妻はハム&チーズ・ベーグルというアメリカンな朝食にしてみました。いいですね、好きですよ、こうゆうジャンクな朝食。







今日は色々と盛りだくさんの企画がある日。まずは再びBryce Canyon National Parkに入り、キャニオンの下まで降りるトレイルに挑戦です。スタート地点は昨日も訪れたSunset Point。







そこからNavajo Loopという1.3マイルつまり、約2Kmのループ状のトレイルに入ります。







距離はそれほど長くありませんが、なんせキャニオンの下まで行くトレイルですから気合を入れなければなりませんね。まずはキャニオンを降りていきます。いったいどこまで降りるのか?と不安になるくらい、先が見えない奈落の底へのハイキング。







初っ端から膝がガクガクになってしまうというコースですが何とか降りきります。



降りてきた道を振り返ってみるとこんな感じです。奇妙な岩がニョキニョキと生えているのがわかりますねぇ。上から見るよりも下から見たほうが迫力あります。ちょっとしんどいですけどこのトレイル、お勧めですよ。







この奇妙なニョキニョキ岩の事を”HOODOO”と呼ぶのですが、厳密に言うと、その成長段階ごとに呼び方が変わるんだそうです。Bryce Canyonのガイドブック載ってた解説はこちら。FIN→WINDOWS→HOODOOと成長するらしいです。







キャニオンの下まで降りると、そこはWall Streetと呼ばれるポイントが待っています。NYCのWall Streetではなく、単に「壁の道」っていう理解でいいんでしょうね。







Wall Streetを通り過ぎると、なにやら大木に出くわします。生命力ってすごいですね、太陽の光を求めてグイグイ伸びていったんでしょう。







岩だらけの場所を抜けると、岩山もそれほど高くなく、草木もチョコチョコある開放感のある場所に着きます。乾いた川の跡がありましたから、ここがキャニオンの底なんでしょう。







HOODOOが乱立する場所では生命の気配がありませんでしたが、ここにはリスさんなど普通に生活しているようです。本当はプレイリー・ドッグとか見れたら良かったんですけど、そうそうお目にかかれる方々でもないようですから、リスさんで我慢しておきましょう。







このトレイルはループ状ですので、川底ハイキングをしばらく楽しんだ後は再び岩山エリアに戻ることになります。







今度は延々と上り坂。さすがに肩で息をする感じになりますが、見上げればそこは絶景。ゆっくり、休みながら行けば問題はありません。子供やお年寄りもけっこういらっしゃいましたから。







岩山の谷を上りきるとパっと視界が広がり、右手にFINやらWINDOWSやらHOODOOやらが乱立しているエリアに出てきます。自然が作り出した風景なのですが、都会のビル群のように人工構築物っぽく見えるんですよね。







または発掘された古代都市とか。



そしてついにゴール。たった2Kmですが高低差もありますから、けっこう歩き応えありましたよ。午前中に歩いておいて良かったと思います。これ、午後の日差しが強い時間帯だったらダウンする人もいるかもしれません。



ハイクを楽しんだ後は今日も南に移動。昨日通ってきたUT-12をさらに南へ下ります。しばらくは何にもないところをドライブ。雲が低くて「地球って丸いんだなぁ」と思わせる光景。晴天も気持ち良いですが、こんな空も悪くありませんね。







しばらく走ると辺りが茶色い岩になってきます。ここは"Red Canyon"という場所。名物の茶色い岩山をアーチ状にくり抜いた小さなトンネルもあります。







ちょっと車を止めて見て見ると、まるでディズニーランドのビッグ・サンダー・マウンテンの作り物のような風景です。ビッグ・サンダー・マウンテンはセドナがモデルと言いますが、ここの方が似ているような気がしますね。







ここまで来るとDIXIE National Forestも終わりのようです。ようやく看板を撮る事ができました。







ついにUT-12の終点まで辿りつきました。ここからはUS-89を使って南に向かっていきます。







今日は盛りだくさんの日でしたので2回にわけて書くことにします。明日、Day5の#2として午後からの出来事を書いていきたいと思います。

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2014 Summer Vacation in Utah "Day4"

​ユタの旅も4日目に入りました。今日は天気も回復したので気分が良いですね。



今日のドライブは​宿泊地のTorreyからUT-12を使って南下です。この道路はScenic Byway12と呼ばれAll-American Roadにも選ばれている絶景道路。妻がいつかはドライブしたいと狙っていた道です。







道を走るとさっそくDEXIE National Forestという広大な国立森林公園のエリアに入ります。多少、雲は残っていますが、青空もあって楽しいドライブ。







途中でウシさんにも出会えます。この辺りは森林公園内に牧場もあるらしく、ウシさんは気ままにウロウロとしているんでしょう。







しばらく走るとVisitors Centerの文字が。さっそく道を外れて森の中に入っていくと、小さな可愛いVisitors Centerがありました。



こじんまりしすぎていて少し入りにくいので駐車場で躊躇していたら、中のおじいさんが手招きしてくれるので車を降りました。よく見ると壁にはSmokey Bearさんがいるじゃないですか!ちょっとテンション上がってきます。









このVisiters Centerはお爺さんとお婆さんが常駐しており、丁寧に森林公園の説明をしてくれます。すごくイイ人たち。訪れた人が世界地図にピンを立てるという行事があるのですが、なぜか日本にはピンが立っていません。妻が颯爽と「東京」にピンを立てさせてもらいました。宮城在住ですけど、何かと説明も面倒くさいので「東京」にしたようです。



店内を見回すとSmokey Bearグッズが!どうやら子供向けのようですが、妻が「私はSmokey Bearが大好きなの!」と言うとお爺さんとお婆さんも大喜び。タダでグッズをたくさんくれました。帰国後に妻のコレクションをご紹介することとしましょう。







お爺さんに誘われて小屋の外でHummingbirdを観察することに。ハチドリですね。この森にはたくさんのハチドリがいるらしく、餌付けしてあるところにはブンブンとたくさんのハチドリが飛んできます。iPhoneの連写機能で撮影してみたら上手く撮れましたのでアップしておきましょう。







お爺さんとお婆さんにお別れし、UT-12の南下の旅を続けます。



今度はDeer、シカさんの登場です。親のシカは近くに寄ると逃げてしまいますが、子鹿さんはこちらに興味があるのでしょうか、あまり逃げませんから撮影可能です。







森を抜けると岩山エリアになってきます。茶色と言うか白っぽい岩。ここら辺はGrand Stalicase-Escalante National Monumentというエリア。







かなりの標高まで岩山を登るドライブで、頂上付近になると眼下に絶景が見渡せます。



この道路のハイライトがここ。写真では怖さが伝わりにくいのですが、正に「馬の背」。ガードレールが無い対向に車線で、道のヨコはすぐに崖ですから、ちょっとハンドル操作を誤れば崖の下に転落です。もちろん、時速20キロくらいで通過しますから、そんな事にはならないのですが、ちょっと緊張しますよね。







「馬の背」を越えたら下山ルートになるのですが、延々と右サイドが崖という道が続き、緊張を解けません。



次に現れるのが赤い岩山エリア。見慣れたRed Rockですが、道路ギリギリまで張り出しているのでダイナミックですね。







この辺りでも標高は高く、シーニック・ポイントから下を見るとこんな感じです。







約200Km、ゆっくり走って3時間のドライブの終点はBryce Canyon。そうです、Bryce Canyon National Parkのある街です。



まずは宿泊地のBest Western Ruby's Innにチェックイン。ハイシーズンの観光地ですし人気のホテルですから、さすがにツアコン妻も予約を入れるのに苦労したんだそうです。部屋の中はシンプルですが清潔感があっていいですね。いわゆる「ロッジ」というタイプです。









しばらく休憩の後、とりあえずBrayce Canyon National Parkに行ってみようということになりました。まずはゲートでお決まりの記念撮影。







しばらく走ると再びSmokey Bearさんが!彼は公務執行中。しっかりと森の乾燥度合いをツーリストに知らしめ、山火事への注意喚起を行っております。







ゲートで7Daysチケット$25を購入し、まずはここでもVisitor Centerへ。ちょこっとベタ土産を購入します。







そしてSunset Pointというところに来て見ました。パーク内には駐車場のあるポイントが数ケ所あるのですが、すぐに満車になってしまうため、オッさんの宿泊しているRuby's Innから出ている無料シャトルを薦められるのですが、今日はハイシーズンと言っても平日。なんとか駐車することができました。



ちょっと歩けばドーンとBryce Canyonのお出ましです。写真では何度も見ていましたが、やっぱり実物は迫力ありますよね。







Sunset PointからInspiration Pontまでの片道1KmくらいのRim Trailを縦走してみます。少しずつ標高が高くなってきますので、岩山郡を上から見下ろす感じに風景が変化していきます。







ただし足元はこんな感じ。一歩間違えば崖の下に落ちてしまいますから、Easyなコースとは言え油断禁物です。







動画も撮ってみました。伝わりますかねぇ?





一番高いところにあるBryce Pointまでは車で行ってみました。ここまで来ると岩山群がかなり下の方にゴチャゴチャある感じに見えます。やはり岩山群と目線が合うSunset Point辺りがビューポイントとしては良い感じですね。







歩いているとSteller's Jayさんに遭遇。日本語で「ステラーカケス」と呼ばれる青い鳥です。歳を重ねてくると、鳥や草花に目がいっちゃうんですよね。若い時には見向きもしなかったんですけど。







こんな明るさでも18時を過ぎていますので下山して夕食をとる事にしました。



Ruby's Innのギフトショップやレストランが入るメインロビーへ。ここでもクマさんがお出迎えしてくれます。







夕食は"COWBOY'S BUFFET"。ネーミングがいいじゃないですか。






カジノ・ホテルのBuffet Hopperであるオッさんと妻でも大満足のBuffet。ラスベガスのカジノ・バフェより美味しいんじゃないでしょうか?オッさんのプレートは肉中心、妻のプレートは彩り重視です。









オッさんはここでもユタの地ビール”HooDoo"をいただきます。Aleなんですがサッパリとして飲みやすいですよ。







妻が発見してニヤけていたのがこのマシーン。そうです、「バフェと言えばミックス・ソフトだ」という不思議な価値観を持つ妻にとって、このマシーンの存在は店の評価を上げることになるのです。







で、ミックスソフト。写真では顔を写さないようにしましたが、ドヤ顔というか、デレ顔というか・・・とにかく崩れておりました。







今日も長い一日でした。明日はBryce Canyonを下まで降りるTrailに挑戦しようと思います。


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