2014/08/10 Category : オッさんの旅日記(海外編) 2014 Summer Vacation in Utah "Day7" さて、そろそろ北上してSalt Lake Cityの方に戻っていかなければ帰国できません。妻もこの帰りのルートだけは悩んでおり、次の宿泊地まで3つのルートからオッさんが選ぶことになりました。1つ目のルートは来た道を戻るルート。これは論外ですね。2つ目のルートは基本的に来た道なのですが、半分くらいは違う道を通って帰るルート。これもいまいち。3つ目はなんと、ユタ州西端からネバダ州に出て、ネバダ州を北上するルート。コレに決まってるじゃぁないですか。まずZionを通るUT-9を通りI-15へ一度入ります。I-15をちょっとだけ走った後、UT-56を西に走ります。まだユタ州ですね。砂漠に低い潅木が延々と生えているエリアを突き進みます。このUT-56を走り続けると何にもないところに唐突に”Welcoe to Nevada"の看板が。そうです、この何にも無いところが州境なのです。反対側を見ると”Welcome to Utah"の看板がちゃんとあります。同じ道路なのですが、ここからはNV-319、ネバダ州道となります。このNV-319が西の果てで突き当たったら右折してUS-93を北上。ついに針路が北を向きました。ネバダ州に入ったからといって、これといって景色が変わるわけではありません。砂漠に低い潅木という地帯がひたすら続きます。この道路、ネバダのScenic Bywayらしいのですが、何を見て楽しめと言うのでしょう?砂漠のドライブが好きなオッさんと妻以外には評価されないような気がします。何にもなくて退屈ですが、お腹は空いてきます。しかしながら街なんか無いですし、人の気配すらないところですから我慢するしかありません。まぁ非常食としてポテチとか水とかは積んでますから大丈夫ですけどね。ようやくみつけた小さな街で昼食を取る事に。ガソリンスタンドとファストフードしかない街ですから、選択しはマクドナルド、サブウェイ、アービーズの3つです。迷わず今まで入ったことの無いアービーズを選択。オッさんはローストビーフのサンド、妻はターキーのサンド。初めて入りましたがなかなか美味しいじゃないですか。再びUS-93を北上。相変わらず景色は代わり映えしません。オッさんと妻は北米の何にもない道をさんざん走ってきましたが、何にも無くて長い道はこのUS-93がNo.1だという結論に至りました。さんざん走ってきたら雲行きが怪しくなってスコール。砂漠でもゲリラ豪雨ってあるんですね。ハイク中にこんな雨が来たら危険です。普段は乾いた砂漠でも鉄砲水や土石流が押し寄せるリスクがありますからね。小高い山を越えたら一転快晴。しかも緑の潅木が少なくなって砂漠っぽくなってきました。きっとさっき越えた山が雲を止めちゃうんでしょうね。今日の目的地のWendoverという街に到着です。街の外れには”Wendover Will"さんが出迎えてくれます。良く見るとWillさんはかなりのブサイクです。ここはネバダ州とユタ州の州境の街。今日はカジノ好きな妻がネバダ側のカジノホテル”NUGGET"を予約しています。とりあえずチェックイン。ここで事件発生。予約した部屋はバスタブ付きのデラックス・ルームなのですが、通された部屋はこの通りシャワーしかついていません。クレーム処理係のオッさんがフロントに掛け合いますが、あれがデラックス・ルームだとの一点張り。妻の口が尖がって、アゴがシャクレてきています。これは妻が怒っている時のサイン。でも窓からの景色も砂漠っぽくて良く、プールも近いので何とか納得することにしました。ホテルの駐車場には何やらレトロなアメ車が勢揃い。週末に塩平原でレースがあるので集まってきているようです。オーナーらしき人はほとんどの方が太った白人の初老の方々。カジノもやらずに車のヨコで車談議に花を咲かせながらビール飲んでます。好きなんですね~。NUGGETに納得いかない妻、カジノと食事はお隣のMONTEGO BAYに行くとのこと。軽くスロットをこなした後はバフェ。店の色彩はムチャクチャですが、お味はまぁまぁでした。ソフトクリームマシンもあり、妻のアゴもシャクレが直ってきました。スロットにソフトクリームマシーンがあれば笑顔が戻るようです。2~3時間スロットを楽しみましたがオッさんは大敗。妻はオッさんがプレゼントした$20を元手に$26まで増やしたようです。妻は¢1台専門ですから、このようにチマチマ遊ぶのが好きなのです。妻が勝ったのはラフリンでドリーバートンさんの台で勝って以来じゃないでしょうか?スロットを堪能し部屋に戻ると再び事件。部屋の鍵が開きません。再びオッさんがフロントにクレームしに行くと、フロントの中で何やら議論が始まりました。どうやらオッさん達と同じ姓の日本人がチェックインしたらしく、混同したと言ってます。で、結果的にはやはりフロントが部屋を間違えたとのこと。こうゆう時でもなかなか謝らないのはアメリカ人の悪いところですね。だいたいこの街で日本人、しかも同じ姓の人がチェックインしているとは思えませんよ。最初のクレームで「あの部屋はデラックス・ルームだ」と言い張ったオバちゃんも気まずそうで、こちらの機嫌をとるような態度ですが、妻は鬼の形相。日本語で汚い言葉をつぶやいています。部屋を代えてもらいました。というか、予約どおりの部屋に通してもらいましたというのが正解。やっぱりデラックス、部屋が広いですね。バスタブもちゃんとあります。ということで、このNUGGETの評価は「二度と来るもんかクソ野郎」という最低ランク。まぁレースがあってユタ側のモーテルや他のカジノホテルが取れなかったからしょうがないんですけどね。今日のドライブや約600Km。色々とありましたが無事に到着してオッさんはちょっとホッとしました。今のところ持病の腰痛も出ておらず問題ありません。明日も張り切っていきましょう。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http:// PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword