2014/08/07 Category : オッさんの旅日記(海外編) 2014 Summer Vacation in Utah "Day5 #1" 今日は5日目。雲がちらほらとありますが、まぁ「晴れ」と言っても良いでしょう。ここからは雨の予報も無いので天気の心配はいらなさそうです。ここも一泊ですからチェックアウト。朝食付きではないので朝食はホテルの隣にあるCanyon Dinerというファスト・フードっぽいお店でいただくことにしました。オッさんは巨大なパンケーキ、妻はハム&チーズ・ベーグルというアメリカンな朝食にしてみました。いいですね、好きですよ、こうゆうジャンクな朝食。今日は色々と盛りだくさんの企画がある日。まずは再びBryce Canyon National Parkに入り、キャニオンの下まで降りるトレイルに挑戦です。スタート地点は昨日も訪れたSunset Point。そこからNavajo Loopという1.3マイルつまり、約2Kmのループ状のトレイルに入ります。距離はそれほど長くありませんが、なんせキャニオンの下まで行くトレイルですから気合を入れなければなりませんね。まずはキャニオンを降りていきます。いったいどこまで降りるのか?と不安になるくらい、先が見えない奈落の底へのハイキング。初っ端から膝がガクガクになってしまうというコースですが何とか降りきります。降りてきた道を振り返ってみるとこんな感じです。奇妙な岩がニョキニョキと生えているのがわかりますねぇ。上から見るよりも下から見たほうが迫力あります。ちょっとしんどいですけどこのトレイル、お勧めですよ。この奇妙なニョキニョキ岩の事を”HOODOO”と呼ぶのですが、厳密に言うと、その成長段階ごとに呼び方が変わるんだそうです。Bryce Canyonのガイドブック載ってた解説はこちら。FIN→WINDOWS→HOODOOと成長するらしいです。キャニオンの下まで降りると、そこはWall Streetと呼ばれるポイントが待っています。NYCのWall Streetではなく、単に「壁の道」っていう理解でいいんでしょうね。Wall Streetを通り過ぎると、なにやら大木に出くわします。生命力ってすごいですね、太陽の光を求めてグイグイ伸びていったんでしょう。岩だらけの場所を抜けると、岩山もそれほど高くなく、草木もチョコチョコある開放感のある場所に着きます。乾いた川の跡がありましたから、ここがキャニオンの底なんでしょう。HOODOOが乱立する場所では生命の気配がありませんでしたが、ここにはリスさんなど普通に生活しているようです。本当はプレイリー・ドッグとか見れたら良かったんですけど、そうそうお目にかかれる方々でもないようですから、リスさんで我慢しておきましょう。このトレイルはループ状ですので、川底ハイキングをしばらく楽しんだ後は再び岩山エリアに戻ることになります。今度は延々と上り坂。さすがに肩で息をする感じになりますが、見上げればそこは絶景。ゆっくり、休みながら行けば問題はありません。子供やお年寄りもけっこういらっしゃいましたから。岩山の谷を上りきるとパっと視界が広がり、右手にFINやらWINDOWSやらHOODOOやらが乱立しているエリアに出てきます。自然が作り出した風景なのですが、都会のビル群のように人工構築物っぽく見えるんですよね。または発掘された古代都市とか。そしてついにゴール。たった2Kmですが高低差もありますから、けっこう歩き応えありましたよ。午前中に歩いておいて良かったと思います。これ、午後の日差しが強い時間帯だったらダウンする人もいるかもしれません。ハイクを楽しんだ後は今日も南に移動。昨日通ってきたUT-12をさらに南へ下ります。しばらくは何にもないところをドライブ。雲が低くて「地球って丸いんだなぁ」と思わせる光景。晴天も気持ち良いですが、こんな空も悪くありませんね。しばらく走ると辺りが茶色い岩になってきます。ここは"Red Canyon"という場所。名物の茶色い岩山をアーチ状にくり抜いた小さなトンネルもあります。ちょっと車を止めて見て見ると、まるでディズニーランドのビッグ・サンダー・マウンテンの作り物のような風景です。ビッグ・サンダー・マウンテンはセドナがモデルと言いますが、ここの方が似ているような気がしますね。ここまで来るとDIXIE National Forestも終わりのようです。ようやく看板を撮る事ができました。ついにUT-12の終点まで辿りつきました。ここからはUS-89を使って南に向かっていきます。今日は盛りだくさんの日でしたので2回にわけて書くことにします。明日、Day5の#2として午後からの出来事を書いていきたいと思います。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http:// PR