2013/08/02 Category : M&M'S M&M'S EUROPEAN OCCUPATION SET3 "PHOTOGRAPHER YELLOW" 2001 今日もオッさんのM&M’Sコーナーに埋没していた欧州のM&M’S OCCUPATIONシリーズ・トッパーより、Set3のうちの1つ、「カメラマンのイエローさん」にご登場していただくことにしました。 一見、「消防士かな」と思いましたが、ホースのように見えるのは望遠レンズ付きのカメラだと思われ、カメ小僧にありがちなきゃっキャップを被っていますので、「カメラマン」と認定させていただきました。 これでSet3は10種類のうち「アイスクリーム屋のグリーンさん」と「カメラマンのイエローさん」が揃ったことになります。まだコレクションケースの中を丁寧に探せば、お仲間がいるかもしれません。 今日はチョコレート・ブランドに関する米国と欧州の関係について語っちゃいましょう。 M&M’Sは米国で1941年に発売開始されて大ヒット商品となりしたが、欧州進出は少し遅く、欧州市場に広く認知され、市場が急拡大するのは1980年代中旬だったそうです。 You Tubeで珍しいフランス版のCMを見つけました。1996年に放映されたゴルチェ氏との共演バージョン。 ちなみに日本への進出は以外に遅く、1981年に中京地区でテスト販売、全国展開は1987年なんだそうです。オッさんが20歳の頃ですね。そう言えば、オッさんが子供の時にはM&M’Sなんか無く、明治の「マーブルチョコレート」でしたね。マーブルチョコレートの発売は1961年。チョコレートの配合や着色方法などが違うようなので別モノですが、M&M’Sにヒントを得て開発されたと考える方が普通でしょう。 一方、欧州発のチョコレート・ブランドと言えば英国のRowntree Mackintosh社が開発したKit Katです。米国ブランドだと思われがちですが、Rowntree Mackintosh社は1862年創業のイングランドのヨークに本社を置く老舗菓子メーカーなのです。 Kit-Katの登場はM&M’Sより6年早い1935年。当時の商品名はROWNTREE’S CHOCOLATE CRISPと言って大ヒット。ちょっと名前に個性が無いということで、1937年には商品名をKit Kat CHOCOLATE CRISPに変更しています。1949年にはチョコレート・クリスプの文字を商品名から消して、現在のKit Katとなったようです。 Kit Katは英国内で大ヒットし、1950年代にはオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、カナダなどの英国連邦各国でも市場を拡大していきます。 米国での展開は1970年代。米国の巨大チョコレート・メーカーであるHershey Foods Corporationとの提携し、ハーシーがKit Katブランドの製造販売を担いました。日本での展開は1972年で不二家との提携によるものです。 当時は「マッキントッシュのキットカット」ってCM流れてましたよね。個人的には後藤久美子ちゃんと宮沢りえちゃんのバージョンが印象に残ってますね。当時、二人とも12歳なんだそうです。 Rowntree Mackintosh社は1988年にNestle社に買収されましたので、現在は「ネスレ・キットカット」ってなっちゃってます。 年表形式でまとめておきましょう。 1935年 Kit Katのが英国で発売開始1941年 M&M’Sが米国で発売開始1961年 マーブル・チョコレートが日本で発売開始1970年代 M&M’Sが欧州で市場拡大、Kit Katが米国で市場拡大1972年 Kit Katが日本で発売開始1987年 M&M’Sが日本で全国発売開始 今日も勉強になりました。オッさんと妻はプチ・ダイエット中だからチョコは我慢しなくちゃなりませんけどね。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http:// PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword