2013/01/03 Category : オッさんの旅日記(海外編) 2012-2013 New Year Vacation Day6 今日でPalm Springsエリアとはさよならです。La QuintaとPalm desertにしか滞在してませんのでPalm Springsに行ったとは言えないかもしれませんが…。今日は大移動の日です。午前中はI-10から州道62号という来る時に通った道を再び走りJoshua Tree National Parkに戻ります。先日は雨でどんよりしていた道も、晴れていると良い感じです。Park内に入り、先日は行けなかったポイントを押さえていきます。まず、Hidden Valleyというポイントで約1.6Kmのトレッキング。ここは崩れそうな岩山のあるエリアで、何とも不思議な光景が広がります。この崩れそうな岩山、誰かが大きな岩を積んだような山はなんなんでしょう?ビジターセンターで頂いた資料を読んでも「マグマ溜りがなんたらかんたらで…」とオッさんには難解です。まぁ、地中にあったヒビのある大きな岩が露出してこうなったちゅうことでしょう。次は車で行けるKeys Viewというポイント。車から降りて20mくらい歩くだけですが、強風でしかも無茶苦茶に寒い!白人の方々も寒がってるんですから相当なもんです。写真を軽く撮って退散です。Joshua Tree NPを満喫し、ロングドライブの始まりです。いつもはお世話になっているナビのNever Lostさんに目的地をインプットすると、当然のごとく最短コースを示します。今日の目的はできるだけフリーウェイを使わずに古い道でドライブすることでしたので、申し訳なかったのですが、ナビ機能をOFFにして黙っていてもらいました。まず、29 PalmsからAmboy Roadという道で東に向かいます。途中には小屋のような物がポツポツとあるのですが、近づくとほとんどが廃屋。いったい、なぜ、砂漠の真ん中に小屋を立てたのかもわかりません。ただ、この辺りはまだ人の気配がします。しばらくするとAmboy Roadはひたすら北上する道となり、上の写真にチラっと写っている山脈を超えます。ここら辺になると人の気配は全くなくなりますが、対向車は時々、すれ違います。写真では伝わりにくいですねぇ。上の写真の奥にある山の麓まで延々に砂漠を突っ走るわけです。砂漠地帯はこんな感じ。何も生き物はいない感じです。Amboy Roadの突き当たりの"Amboy"というところまで来ました。街があると思ったら大間違い。何にもありません。あえて何かあるかと言えば"Amboy Crater"というのがあります。太古の昔に隕石でも落ちたんでしょう。そんなすごいところなのに観光地化もされてないから、砂漠にポツンと噴火口みたいな小山があるだけです。ここから西に向かいます。地図上ではNational Trails Hwyとなっていますが、ここはOLD ROUTE66。HISTORIC ROUTE66とも呼ばれます。オッさんと妻はかなり以前からアリゾナ州のHistoric Route66を走ってましたが、カリフォルニア州のRoute66は初めてです。R66は1984年にInterstate40号線が開通したことにより廃線となりました。しかし1990年頃からアリゾナ州やミズーリ州で保存道路として復活しHistoric R66と呼ばれています。この道はHistoricの文字が無いのですが、地図にはOld Route 66とあります。夕暮れ時に真っ直ぐなR66をひた走るなんて、オッさんと妻には至福のひと時です。一時間ほど走ってますが対向車は一台も来ません。冬なので16時を過ぎるとどんどんと陽も落ちてきます。至福のひと時も良いのですが、このまま暗闇になってしまうと話は別。何かあったら誰も助けてくれないでしょうからコヨーテの餌食かも…。ずっと走っていたかったのですが、I-40と交差するLudlowというところで断念。I-40に乗っかって西へ向かい本日の宿泊地であるBarstowに到着。ホテルに着いた時は陽が完全に落ちていました。Barstowはモハーヴェ砂漠の西側にある人口2万2千人の街。1840年代にモルモン教徒によって開かれた街のようです。砂漠を超えて西海岸へ到達する前の休憩地って感じでしょうか。今日の宿泊はComfort suites - Barstowです。I-40からI-15に入ってすぐのインターチェンジを降りてすぐ。I-40とI-15が交わるからでしょうか?ホテルの周辺はトレーラーがウジョウジョいて、トラック・ステーションの様相です。ホテルの部屋はこんな感じです。部屋は綺麗で良いのですが、エアコンが効かず寒くてたまりません。ロビーにクレームすると「エネルギー節約システムを導入しているので、センサーに人が反応しないと暖まらない」とのこと。我慢してしばらく居てもダメなので、部屋を変えてもらいました。こっちもしばらくは節約システムとやらで暖かくならないのですが、温風は出てきます。エネルギーの節約は大切ですが、冬の時期に部屋に入って「寒い」と思わせるのはいかがなものでしょう?よって評価は減点させていただきます。このホテルから2分のところには、みんなが大好きアウトレットモールがあります。クリスマスセールが終わった直後というのもあり、なんかスカスカ感があるのですが、ラルフローレンとバナナリパブリックで少しだけ買い物。夕食は待ちに待ったパンダ・エクスプレスで決めました。旅ももうそろそろ終わり…。帰国日を除くとあと1日。明日も盛りだくさんで堪能することにします。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http:// PR
2013/01/03 Category : オッさんの旅日記(海外編) 2012-2013 New Year Vacation Day5 今日は1月2日。日本で言えば正月2日目ですからゆっくりと過ごします。とは言え長距離移動をしないだけですけどね。2泊したLa Quintaも今日で終わり。朝の散歩で堪能します。こちらではクリスマス休暇が1月1日までということもあり、どうやら1月2日はクリスマスの飾り付けを撤去する日のようです。昨日まで綺麗に飾ってあったメインのクリスマスツリーも、高所作業車が出てきて撤去作業。なんかさみしいですね。ついでにロビーの横に立っている衛兵さんも写真に収めてみます。これは何のイメージなんでしょう?スペインの衛兵って事なんでしょうかね。スペイン風の建物やら小物やらは素敵だなぁと思いますが、彼らはちょっと…。でもオッさんも成金になってデカイ家を建てたら彼らみたいな置物を置いちゃうんですかね。メインロビーの建物は改修を重ねているのですが、どうやら建設当初のレンガも残っているようです。今日は雲ひとつない快晴。気温もグイグイ上がってますので、半袖で十分です。昨日の写真と違ってLa Quintaの建物も青空に映えます。一緒に旅をしているGUMBYさんもお名残惜しいようです。さて、今日は宿を変えるためにちょとだけ移動。移動しがてら妻のショッピングタイムとなりました。まず訪れたのはPalm DesertにあるThe Gardens on El Paseoという高級ショッピングモール。名だたるブランドショップが並びます。しかしながら妻はブランドショップに立ち寄りはしませんので、Anthropologieを物色する程度。かわいらしいシャツをご購入です。一方、オッさんはこの手の洋服屋さんには全く興味を示さないので、嗅覚に頼ってToy Shopを探し当てます。ありました。"Go! Calendars & Games"というお店ですが、よくみるとクリスマスの売れ残りのToyも置いています。しかも全品半額。ウヒヒ。Family Guy物を数点入手しました。Family Guy物ってなかなか無いんですよねぇ。子供向けのショップには教育上置いてないのかもしれません。帰国後にご紹介することとしましょう。変な高級モダンお茶屋さんを発見。この看板がなんとも笑います。アメリカ人は好きですよね、こうゆうイメージの日本文化を。店からは甘ったるい匂いがしてましたので、きっとアリゾナ・グリーンティーみたいな日本茶とは思えない代物を売っているのでしょう。さて、次に訪れたのはPalm Desert Mall。米国のどの地に行ってもあるようなショッピング・モールですね。もちろん、妻のリサーチでお目当てのホリスターがある事を押えてでの訪問です。ハワイとかでアバグロ、ホリスターとか行くと高いし日本人ばっかりですけど、このようなモールに来ればただのカジュアル・ショップ。しかもセール品の品揃えが充実してますから安いもんです。セールになってればユニクロと変わらない価格帯だと思いますよ。このモールに来てもオッさんは嗅覚を働かせます。ありましたよ。"Toy Zam!"というトイザらスの偽物のようなネーミングの店が。どうやらTOYのアウトレットショップらしく売れ残った方々が雑然と置かれています。特に目に着いた物はなかったのですが、ノーマルなMr.Potato Headさんが転がってたので救済してきました。小腹が空いたので待ちに待ったモールのフード・コートに寄ります。今日の気分は軽くイタリアン。ってことはSBARROに決まりです。チープな味のスパゲティ with ミートボールとピザ。そしてダイエットコーク。オッさんと妻の大好物です。腹ごなしとショッピングを終えて今日の滞在先のAGUA CALIENTEというところに向かいます。そう、ここはインディアン・カジノ。カジノ好きな妻のチョイスです。Palm Springs周辺に遊びに来てカジノホテルに泊まる輩はオッさんと妻しかいないでしょうね。しかしながらカジノホテル。設備は立派で部屋も大きくて綺麗。その割にはお安く泊まれます。部屋はこんな感じ。部屋からは殺伐とした砂漠の荒野が見渡せます。一休みしてカジノへ。このブログで何回も言い訳しておりますが、妻はカジノ好きながら、5セントスロット専門。最近は5セントスロットが見当たらないので1セントとか2セントとかの台で延々と遊ぶのが好きなのです。1日中遊んだって20ドルもかかりません。しかも日本でパチンコはしません。ちゃんと書いておかないと「私がパチンコ好きと思われるちゃうじゃないの!」と怒られてしまうので、正確に記載させていただきます。ちょっと遊んでお腹が空いたので、今回の旅行で一番豪勢な食事を取ることにしました。このホテルにあるステーキハウス。美味しかったですよぉ。ビックリしたのはワインリスト。なんとiPadなんです。タップするとそのワインの詳細が出てきます。ただ英語ですから細かく説明されてもチンプンカンプンですけどね。旅行して食事をする時にワインを頼む事がありますが、2人で1本空けるほど強くはないオッさん達にとってはグラスワインが充実しているのは助かります。種類があまり無くてもハウスワインを頼めばハズレは無いというのも嬉しい事です。以前、カナダに旅行した際に、グラスワインしか頼めないオッさん達に、丁寧に親切にハウスワインを選んでくれたウェイターだかソムリエだかのオジさんを思い出します。そのワイン、すげ〜美味しかったですよ。日本のレストランもグラスワインの種類を増やしてもらうとか、ハウスワインのレベルを上げるとかして欲しいですね。さて、満腹&ほろ酔いのオッさんと妻は再びスロット遊び。妻は20ドル程度負けたそうですが、オッさんは…。実は昨日から200ドルくらい負けてて途方に暮れていました。「もう寝ようか」という直前、ヤケッパチで1ドル台へ。しかも5レーン掛けるので1ショット5ドル。20ドル入れたので勝負は4回。出ました、200ドル。更に妻を待つ間に25セント台で遊んでいたら20ドルが50ドルへ。ということは最後の最後に230ドル儲けたわけで、200ドルくらい負けていたオッさんとしてはほぼチャラで終了。思わず「ワイルドだろ〜」と言いたくなってしまいますね。おかげで今日は良く眠れそうです。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://
2013/01/02 Category : オッさんの旅日記(海外編) 2012-2013 New Year Vacation Day4 本日は元旦。って言っても紅白歌合戦を観てないし、テレビを付けても正月番組をやってるわけではないですから、なんとなく盛り上がりません。ということで今日は休息日。「大晦日まではバタバタしても、正月三が日はゆっくり過ごす」という日本人のDNAにより、正月三が日はこのLa Quinta周辺に留まることとしました。オッさんたちの宿泊するLa Quinta Resort & Clubは1920年代初頭にサンフランシスコの実業家が1400エーカーの土地を購入して開発を始めたものです。職人を入れてCasitaと呼ばれる素敵な小さな家を建てていきます。コンセプトは「大農園スタイル休息」「砂漠のオアシス」「静かな隠れ家」だそうです。ここはそのコンセプト通りの素敵なリゾートに仕上がっています。オッさんと妻がこの地を訪れたのは3年前。Palm Springs方面への旅行を計画していたところ、企画担当官の妻がPalm Springsで予算に合う素敵なホテルが見つからず切れかかっていましたが、「なんだ、隣町に泊まればいいじゃん」と発想を転換して探り当てたものです。妻は最近、このスタイルのリゾートを気に入っています。昨年のGWに訪れたARIZONA INNもこの系統に属しますね。そんな妻のお気に入りの場所。よってここに留まっても何ら問題はありません。朝はゆっくり起きて、散歩して、ちょっと何か食べて、昼寝して、散歩して・・・・。妻としては至福のひとときに違いありません。ただ、昨日、この地に着いた事に興奮したのか寝付けなかったようで、せっかく解消しかけた時差ボケが再発したらしく、一日中ボーとしてましたけどね。リゾート内はこんな感じです。ここにはワンちゃんも多数、来ています。今日、何匹会ったでしょう?ワンちゃんにとっても楽園に違いありません。敷地内にはワンちゃんのウ○チ袋も備わってます。敷地内には電動カートが走り回っています。隣接するゴルフ場へも電動カートに乗っていき、そのままプレーするんでしょう。いいですねぇ。ゴルファーのオッさんとしては憧れのライフスタイルです。分譲エリアで改造電動カートを見つけました。さすがにこれでゴルフはしないでしょうけどね。ゴルフ場へもグッズを買いに立ち寄ります。ここまできてゴルフをしないなんて!オッさんは大人です。でも、とりあえず1番ホールに立ってみました。これはどうやらティーマークのようです。La quintaにPGA WESTのダブルマーク…。あぁ…。以前に泊まった部屋も訪問。今回の部屋よりちょっと良い部屋なので中が見れなくなってます。日が暮れてからの企画もバッチリ用意されていました。隣町のIndioにはインディアン・カジノがあるのです。今回はFantasy Springs Resort Casinoというところを訪問し、スロットマシーン&バフェで夕食という企画です。ラスベガスと比べるのは無理がありますが、綺麗で大きな施設です。元旦の夜、日曜日の夜ということもあってガラガラ。バフェは一人19ドル弱。こじんまりとしたバフェですがお味はなかなかのもんです。数々のバフェを渡り歩いて来たオッさんと妻から高得点を得ました。特に厚切りローストビーフを更にグリルするステーキは柔らかくて美味しかったですよ。唯一の減点は、ソフトクリームマシンが故障していたこと。何を隠そう、妻がバフェを訪れる理由の一つがこのソフトクリームマシン。そのマシンが故障中というのは妻の訪問時にやってはいけないミスです。しかも、バニラはちゃんと出るのですがチョコの調子が悪いのです。チョコの調子が悪いということはミックスもアウト。妻はミックスのソフトクリームが好物なのです。バニラが壊れていても良いでしょう。チョコが壊れていても良いでしょう。でもミックスが出なければ減点はまぬがれません。カジノの方は…まぁ普通に献金してきました。過去に当たったこともありますが、なかなか世の中うまくいかないものです。そんなゆっくりとした1日も終わりました。明日もゆっくりの日となるでしょう。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://
2013/01/01 Category : オッさんの旅日記(海外編) 2012-2013 New Year Vacation Day3 今日はトレッキング。午前中にFortynine Palms Oasisというトレイルに挑戦です。全長5kmくらいのトレイルですから、運動不足のオッさんと妻にはちょうど良い距離かもしれません。岩山のトレイルを登ったり降りたり…。延々と歩きます。ここはJoshua Tree National Park内なのですが、PARKのエントランスを通らずにアクセスするところなので、入口が非常にわかりにくいのです。オッさんも妻も州道62号線を行ったり来たりして入口となるCanyon Roadを探しました。もし行かれる方がいらっしゃったら、「動物病院の脇の道」と覚えておいてください。このトレイルは普通のガイドブックに載っていません。妻のリサーチによって発見された知る人ぞ知るトレイル。とは言え、たくさんの方がいらしゃったので人気が無いというわけではないんですよ。延々と歩くと岩山の中にポツンとPALM TREEが群生しているじゃありませんか!逆光なので感動が伝わりにくいですねぇ。実際には茶色の岩山の世界にポツンと緑が見えて感動するのです。まさにオアシスです。近くに行って見るとこんな感じです。しかしながら、砂漠の岩山で水を求めてここに来る人がいたらガッカリです。なぜならPALM TREEは群生してても水は湧いてないのです。きっと地下水かなんかなんでしょう。トレッキングを終えて移動です。今日はJoshua Tree National Park内を北から南に横断です。公園と言っても恐ろしく大きく、なんと、東京都の1.5倍の広さがあるのです。ですから今日の走行距離は130kmにもなります。Joshua Tree NPのゲートで15ドル。国立公園は必ずフィーを取られますが、これだけの公園を維持管理するんですから快く払えますね。しばらく走るとJosua Treeが群生しているエリアとなります。Joshua Treeというのは通称で、本名はYucca Brevifoliaと言います。なんでもこの地を訪れたモルモン教徒の方が聖書のヨシュアが天を仰ぐ姿にちなんで名付けたんだとか…。一本だけ見るとなんか貧相な木なのですが、これが見渡す限りに群生していると圧巻です。短いトレイルがあるというJumbo RocksやSheep Pass、Hidden Valleyという岩山エリアに行ってみたのですが駐車場が一杯で停められません。どうやら新年のカウントダウンをこの地で過ごそうという若いキャンパー達が集っているようです。あちらこちらでロッククライミングをしている方がいらっしゃいます。高所恐怖症のオッさんには到底、理解ができないスポーツです。トレッキングを諦めて南下を続けます。この公園は広大なだけにちょっと走ると風景が変わるのが特徴ですね。Joshua Treeエリア、崩れそうな岩山のエリア、砂漠地帯などなど。途中でCholla Cactus Cardenというエリアで休憩がてら軽く歩きました。このサボテン、なんか海の中の生物みたいで気味が悪いのです。しかもそれが群生して見渡す限りに生えてます。Cholla Cactasというのはサボテン科のオプティア属というのに属するらしく、この属で有名なのでウチワサボテンです。しかしこのサンゴのようなチョーラ・サボテンはウチワサボテンと似ても似つけませんけどね。なんか分身みたいのが地面にコロコロと落ちています。ここからまた生えて来るのでしょうか…。別名"Jumping Cholla"と言われ、不注意な人にくっつくらしいです。もはやオッさんには地球外生物にしか見えません。さて、このガーデンは公園のほぼ中心部分。更に南下します。草木もなくなってきて荒涼とした砂漠地帯のドライブです。ようやく公園の敷地から出ると、お馴染みのI-10に出ます。なんかちょっとだけホッとしますね。I-10を西に走り、今日の目的地に向かいます。今日の目的地は砂漠のオアシスLa Quinta。ここは3年前のGWに訪れた思い出の地。妻のお気に入りで今回の旅程に当然のごとく入ってました。La QuintaはよくPalm Springsの一部として紹介されますが、どちらもカルフォルニア州リバーサイド郡の別々の街です。LA側から東に向かうとPalm Springs、Palm Desert、La Quinta、Indioという順番で街が現れます。まぁこの一帯を総称してパームスプリングスと言うんでしょうけどね。到着したのが夕方遅くだったので日が暮れてきました。今回の部屋はこんな感じです。前回宿泊の部屋よりは小さなコテージですが十分です。部屋の中はこんな感じです。La Quintaと言い、Arizona Innと言い、妻はこのてのホテルに来るとテンション上がりまくりです。オッさんも良いと思うし気に入っているのですが、妻ほどテンションが上がるわけではないので、「なんでテンションあがんないの!」と責められても困惑するだけです。だって妻は瞳孔開いてるし、声も1オクターブ高いのです。そこまではハイになれませんよ…。くどいですが、オッさんは興味が無いのではなく、普通に「いいとこだなぁ」と思ってますよ。今日は大晦日。日本人としてはカウントダウン・パーティーよりもひっそりと部屋で飲む方が向いてます。ってことで、ちょいと街に出て噂のFIVE GUYSというバーガー屋で腹ごしらえ。IN-N-OUTが世界で一番美味しいバーガーだと思ってたオッさんですが、FIVE GUYSも並び評されるべきであると確信んしました。色々なトッピングを無料で注文できるというのがウリですので注文する時に悪戦苦闘しますけどね。きっと良い油や肉を使っているんでしょう。中年のオッさんと妻の胃袋にももたれることはありませんでした。部屋でビールを飲みながら年の暮れを満喫します。残念ながら紅白歌合戦はやってませんけどね。小腹が空いたので調達したカップ麺の蕎麦をいただきます。砂漠で蕎麦…。意外に合うもんですよ。玄関のドアノブにも持参したしめ飾りをセット。ハウスキーパーの方は驚くでしょうね。フフフ。さて、新年も明けました。来年も備忘録、続けます。こうやって書いておかないと本当に忘れちゃうんですよね。Happy New Year! ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://
2012/12/31 Category : オッさんの旅日記(海外編) 2012-2013 New Year Vacation Day2 都会が苦手なオッさんと妻は、LAに一泊してすぐに移動開始です。ハリウッドも行かなければディズニーランドも行きません。今回の愛車はトヨタ・カムリ。砂漠のドライブは日本車が安心ですねぇ。LAのフリーウェイをナビの指示のもとにあちらへこちらへ…。何回走ってもLAのフリーウェイは苦手です。車速は早いしウィンカー出さないし。緊張して肩が凝りますよ。Interstate105からInterstate605。そしてInterstate10と並行して走る60号線という道を使って途中でROUTE10へ。この60号線、あまりお勧めしません。車の量はさほど多くないのですが、なんせ道が悪い。ボコボコ道を延々とドライブするのは何かパンクしてしまいそうですし、車酔いをしかねませんから。ナビがそっちの方が近いと言うので行きましたが、このルートを通られるかたは素直にInterstate605からInterstate10に乗っちゃった方が良いと思います。Interstate10は米国の南部を東西に結ぶ大動脈。東のフロリダ州ジャンクビルから西のカルフォルニア州サンタモニカまでの約4000kmの州間高速道路です。オッさんと妻が馴染みのある場所で言えば、カルフォルニア州サンタモニカ、ロサンゼルス、パームスプリングス、アリゾナ州フェニックス、ツーソン、ニューメキシコ州ラスクルーセス、テキサス州エルパソとなります。なんだ、オッさんと妻はこの道路を行ったり来たりしてんですね。パームスプリングスの手前の風力発電地帯までは天気も良くて快適なドライブを続けます。しかし何度見てもこの風力発電の数、すごいですね。ここはPalm Springs Wind Farmと呼ばれる地帯で、3000〜4000基も風車があります。Wind Farmの辺りで北上する62号線へ入ります。途中のMorongo Valleyの辺りで雲行きが怪しくなってきて、ついには雨が…。車の量も少なく、寒空の砂漠ドライブはなんとも心が晴れません。Yucca Valleyという小さな街で休憩。カルフォルニアのウェルカムセンターを物色です。もちろん、ここにウェルカムセンターがあることは妻が調査済みなのです。無料の地図やこれから訪れる先の状況を調べます。ここのオバちゃんが気さくで良い人でした。英語のつたない我々に色々と丁寧に教えてくれて。感謝いたします。更にドライブを続けます。雨は止みましたが空はどんより暗いママ。まぁ、今日は移動日だと割り切ってますから気にしないですけどね。何にもない道を走り、本日の目的地であるTwentynine Palmsという小さな街に得着。何も撮るものが無いので、スモーキー・ベアさんの看板を撮っておきました。こんな小さな街でも妻の調査が入っており、リーズナブルで素敵なFARFIELD INNにチェックイン。砂漠の山にポツリと建ってます。新しいホテルらしく、非常に綺麗ですよ。部屋も何故だか大きい。ベッドルームの横に、ちょいとしたリビングみたいなコーナーも設置されてます。もちろん、バスタブも付いてます。今日の温泉の素は奥飛騨のにごり湯だそうです。小さな街で困るのは夕食。ファストフード店はあるのですが、何かしっかり食べるとなると難しいですね。何せ選択肢が狭いし、その中でマズくない物を食すというのは難易度が高いのです。そこで頼りになるのが米国板食べログとも言えるYelpというサイト。米国人の口コミをどこまで信用するかというのはありますが、飛び込みで行くよりはマシでしょう。ということで、今日はこの街の得点王(と言っても選択肢は10店くらいしかないのですが…。)の"TOP 100 Chinese Restaurant"という店にチャレンジです。店まで行ってみると…暗闇の中にポツリと店があり、なにやら入りにくい雰囲気。でもちょいと覗いてみると一組の客がいます。意を決して入店したら、客だと思ってた人は従業員。アララ…。ここまで来たら食べないわけには行きませんので、あれやこれやと注文します。オッさんたちが客を呼んだのか?3組ほどお客が入ってきて肩の力が抜けてきました。さすが得点王。オッさんの地元の商店街の中華より美味しいじゃないっすか!まぁフォークとスプーンしか出てこないとか、ご飯がオヒツに入っているとかはご愛嬌。満足ですよ。この街で食事に困ったら、ぜひ、お立ち寄りください。目印はこの看板です。さて、あしたはトレッキング。天気も良いとの予報なので楽しみですですね。しかしカルフォルニアとはいえ寒いんですよ。最低気温は氷点下。夜は本当に冷えます。 ©2011-2015 GUMBYDREAM Created with flickr badge. http://